USGAとR&Aがプロアマ問わずボールの飛距離制限を2030年1月から実施すると、PGAツアー、DPワールドツアーとともに共同声明を出した。
画像: 左からUSGA会長のケビン・ハマー、USGA-CEOのマイク・ワン、USGAチーフチャンピオンシップオフィサーのジョン・ボーデンハマー(PHOTO/USGA)

左からUSGA会長のケビン・ハマー、USGA-CEOのマイク・ワン、USGAチーフチャンピオンシップオフィサーのジョン・ボーデンハマー(PHOTO/USGA)

2028年に始めるとしたプロへの制限を一般のアマチュアと同様に30年に統一するということでとりあえずは決着が着いたようだ。

今回の発表で驚かされたのは、かたくなに反対の姿勢を貫いていたPGAツアーとDPワールドツアーが共同で声明を出したこと。PGAツアー側は、PGAツアーのメンバーとコーンフェリーツアーの参加選手にアンケートを行い、例えば「ドライバーの飛距離がツアーで問題となっているか?」や「PGAツアーは独自のルールを定めるべきか」といった質問を繰り返し行っていた。そのアンケート結果については明らかになっていないが、共同声明を出したことで、ツアーが独自のルールを作る可能性はなくなり、ルールの分裂は避けられたといえる。

ちなみにウィンダム・クラークの優勝で幕を閉じた全米オープン。最終日のフロントナインで最も飛ばしたのはスコッティ・シェフラーの389.1ヤードで、2位が優勝したウィンダム・クラークの385.2ヤード。最終ラウンドを終えた時点で、この日の平均飛距離トップはクラークの351.1ヤードだった。

クラークは「最後の2日間はパットとショートゲームが救ってくれた」と語っていたが、ティーショットでの飛距離があってこ所のパットとショートゲームと言えたのかもしれないと米ゴルフダイジェスト誌は報じている。何しろ彼の3日目の16番614ヤードのイーグルは、今大会の同ホールで唯一だった。

総ヤーデージ7434ヤードのシネコックヒルズGCで行われた今年の全米オープンは、やはり飛距離がモノを言う大会だったことは確かだ。年々選手たちの飛距離が伸びるなかで、やはりボールの飛距離制限は必要なのかもしれない。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年7月14日号「バック9」より


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