パターだけの用具契約!? しかも即優勝!
全米オープン開幕直前にピンゴルフからウィンダム・クラークとパター使用契約を締結したと発表された。ウィンダム・クラークが使うのは4月に発売になった白いヘッドの「スコッツデール テック」の「アリーブルーオンセット」というモデル。軽量なアルミニウムボディと高比重ステンレススチール製のソールプレートを組み合わせることで、余剰重量を効果的に低く、そしてヘッド外周部に配分。大慣性モーメントと最適な重心設計になっているという。またヘッド形状やカラーリング、ドットや長いサイトラインが高い集中力を引き出すという「EYE-Q」アライメントテクノロジーを搭載している。
4月にこのパターに替えたというクラークは、「最初に目を引いたのはホワイト仕上げでした。そして実際にボールを転がしてみると、とても構えやすく、すぐに自信を持つことができました。これまでオンセットのパターを使ったことがなかったので新鮮でしたが、自分の視覚に非常によく合ってます」とコメント。その言葉通り、5月のザ・CJカップ バイロン・ネルソンでは通算30アンダーで優勝を果たし、大会期間中のストローク・ゲインド(SG)パッティングで12・5以上を記録してPGAツアーの大会記録を更新。最終日は「60」をマークし、合計158フィート(約48メートル)のパットを沈めるなど、圧倒的なパッティングを披露した。
そして迎えた全米オープン。開幕の前日にパター使用契約締結が発表されると初日から首位を譲らず完全優勝。全米オープン2勝目を飾った。
優勝会見では「ひどいプレーもあったけど、ショートゲームとパットで何とか踏みとどまることができた。ピンのパターで決めたパットはすべてが素晴らしいものだった」と語ったクラーク。この勝利で世界ランキングも34位から8位へと浮上した。

ウィンダム・クラークが使用するのは「SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSET」。長さ38インチでロフト3度、ライ角70度、ヘッド重量は約400gだという
PHOTO/Getty Images
※週刊ゴルフダイジェスト2026年7月14日号より
