
歴代王者のタイガーも全英オープンに出場しない
自宅のあるフロリダ州ジュピターアイランドで飲酒運転の容疑で逮捕されたタイガーは、その後スイスで治療を受けていたが、PGAツアーの将来の競技モデルが発表された6月23日、フューチャーコンペティションコミッティの委員長としてブライアン・ロラップCEOの会見に同席した。
「タイガーに関与してもらったことは大きな財産であり光栄なことでした」と委員長を務めたタイガーのリーダーシップを度々持ち上げる発言を行ったロラップ氏だが、タイガーは用意された声明文を読み上げただけで質疑応答はなし。自身の体調や治療の内容についての発言はなかった 。
はっきりしているのは今年最後のメジャーである全英オープンに出場しないこと。昨年末50歳の誕生日を迎えて出場に意欲を見せてきたチャンピオンズツアーへの参戦も未定ということだ。
また、全英オープンに関しては歴代優勝者の出場リストからフィル・ミケルソンの名前も消えた。ゴルフ場の従業員女性への不適切な接触で長年プレーしてきたコースから出入り禁止になったというニュースが報じられた彼は、今年マスターズ、全米プロ、全米オープンにも出場しなかった。
そして今回、正式に全英オープン出場を回避。現在56歳のミケルソンは13年にバッグからドライバーを外す作戦で苦手としていた全英を制覇した。歴代優勝者は60歳まで出場できるが今回はその権利を行使せずに欠場。4つのメジャー全てに出ないのは1992年にプロに転向して以来初めてだ 。
30年近くゴルフ界をけん引してきた両雄が世界最古の大会を欠場し、共に一時代を築いたライバルのアーニー・エルスも今大会は出場しない。ほかにもジョン・デーリー、トッド・ハミルトン、ポール・ローリー、ザック・ジョンソン、ジャスティン・レナード、ベン・カーティスと例年になく欠場者が多い。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年7月21日号「バック9」より
