DPワールド&PGAツアー共催のジェネシス・スコットランドオープンで中島啓太が覚醒した。ショットとパットが噛み合い、4日間でボギーはわずか4つ。67-66-67-67の通算13アンダーとし、PGAツアーでのキャリアベスト3位タイに食い込んだ。世界No.1のスコッティ・シェフラーやザンダー・シャウフェレ、ラドビッグ・アバーグら強豪が相次いで予選落ちを喫した難コースで次期日本のエース候補が本領発揮だ。

3日目が濃霧と雨で中断のちサスペンデッド。最終日はスコットランドらしい曇天で肌寒かったが、中島は昨年まで戦ってきた欧州の舞台で快調なプレーを披露。7位タイから4つ順位を上げ今季絶好調のマット・フィッツパトリック、歴代チャンピオンで地元の星ロバート・マッキンタイアらと並んでトップ3入り。

画像: ジェネシス・スコットランドオープンをキャリアベストの3位タイでフィニッシュした中島啓太

ジェネシス・スコットランドオープンをキャリアベストの3位タイでフィニッシュした中島啓太

自身のインスタグラムに最終ラウンドのハイライト動画と写真をアップすると、すぐさまPGAツアーの同期・平田憲聖が拍手の絵文字とともに「いいね!」。

【写真・動画】中島啓太の最終日ハイライト動画&写真をチェック【中島啓太公式インスタグラム】

2年連続アマチュア世界No.1の称号を引っ提げプロ入りし国内ツアーでは賞金王にも輝いた。その資格で出場権を掴んだDPワールドツアーを1年でクリアしすぐさま米ツアーに昇格する予定だったが、そうはならず2年かかった。

アマチュア時代から「真のエリート」と金谷拓実に称された逸材は海外で結果を出すまで期待に反しやや時間がかかった。先週までシード権すら遠かった(ポイントランク143位)が今週の活躍で106位に浮上。さらに上を目指す準備が整った。

中島の活躍がライバルたちに及ぼす波及効果も大きいに違いない。スコットランドOPの裏でおこなわれたISCO選手権で平田は予選落ちに終わったが、金谷は最終日に伸ばし今季ベストの15位タイに入った。

激戦を制したのは4位タイから出たトム・キム。20歳になったばかりで3勝を積み上げたが、一昨年の終盤から調子を落とし昨シーズンはポイントランク94位と低迷。今回の勝利は23年のシュライナーズチルドレンズオープン以来3年ぶりだった。

画像: 優勝はトム・キム。23年以来、1001日ぶりの勝利となった

優勝はトム・キム。23年以来、1001日ぶりの勝利となった

最終ホール、パーをセーブしてガッツポーズを繰り出すと、スコア提出を終えた部屋の片隅で涙を流したキム。

会見では「再び優勝争いができる位置に戻るために重ねた努力を信じることができました。今日は僕にとって本当に素晴らしい1日でした」と声を弾ませた。

「トロフィーを掲げたのは久しぶりなのでその重さを忘れていました(笑)」

2日目までトーナメントを引っ張りながら濃霧の3日目に崩れたローリー・マキロイは最終ラウンド64をマークし7位タイでフィニッシュ。

母国ノルウェーのサッカー代表はイングランドとの準々決勝で延長戦の末惜しくも敗れたが、ビクトール・ホブランは64の好スコアで50位タイから13位タイに浮上し4日間の競技を終えた。

【動画】トム・キムの最終日ハイライトをチェック【PGAツアー公式YouTube】

画像: Tom Kim wins first title in 1,001 days | Round 4 | Genesis Scottish Open | 2026 www.youtube.com

Tom Kim wins first title in 1,001 days | Round 4 | Genesis Scottish Open | 2026

www.youtube.com

This article is a sponsored article by
''.