ふるさと納税返礼品としてゴルフ関連品が目につくようになって久しいが、これはアイデアものだと納得するゴルフ場の返礼品2題――。
画像: 寄付金1000万円で「ゴルフ場1日貸切プラン」の受け付けを開始した早来CC。1991年、ANAダイヤモンドGCとして開場、後にゴルフ場名を改称して現在に。設計は富澤廣親で監修はラリー・ネルソン

寄付金1000万円で「ゴルフ場1日貸切プラン」の受け付けを開始した早来CC。1991年、ANAダイヤモンドGCとして開場、後にゴルフ場名を改称して現在に。設計は富澤廣親で監修はラリー・ネルソン

北海道勇払郡安平町にある早来CCを1日丸ごと貸し切れる「ゴルフ場1日貸切プラン」の受け付けが6月22日より開始されたと同町のふるさと納税返礼品の企画・運営を担う(株)ビッグゲートが発表。

寄付金額は1000万円で、最大100組・400名が、コースはむろん、練習場、レストラン、大浴場(サウナを含む)全施設を独占できるという大型プランだ。対象は平日限定のセルフプレーで、利用可能期間は27~28年度。楽天ふるさと納税・ふるさとチョイス・ふるなびなどのポータルサイトで受け付け、期間は26年12月31日まで。

次は千葉県にある東我孫子CCが発案した「ゴルフ場敷地内での花火観覧」。文字通り花火観覧をふるさと納税の返礼品として活用するアイデアものの企画だ。茨城県取手市と千葉県我孫子市は、ふるさと納税の共通返礼品として8月8日の「第71回とりで利根川大花火観覧席」の提供を開始した。その観覧席が同CCというわけだ。

企画の発端は同CCが我孫子市を通じて提案したこと。利根川を挟んで千葉県に位置する同CCの敷地は対岸、茨城県側で打ち上げられる同大花火を観覧できる地の利がある。同CCの提案を受け、同花火大会の主催者である取手観光協会、取手市、我孫子市、同CCが協議を重ねて総務省へ申請。県境をまたぐ異例の2市共通返礼品として認定されたというわけである。

寄付受付額は1名あたり2万4000円。受付数は15名分(我孫子市でも同数)。受付期間は7月26日までで、受付サイトは楽天ふるさと納税とふるさとチョイス。

取手市と我孫子市は何かと共通点が多く、これまでも行政問題を共同で議論してきて、今回の共通返礼品はその取り組みをさらに発展させた形となった。

ふるさと納税返礼品ゴルフ版はまだまだ知恵を絞れそうである。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年7月28日号「バック9」より


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