株式会社三浦技研(本社:兵庫県神崎郡市川町)は、株式会社ササキ(本社:栃木県鹿沼市)とともに、レフティゴルファー待望のニューモデル「900シリーズ」を発表した。左用モデルとしては「CB-8101」以来23年ぶりとなる今作は、名器として名高い「CB-1008」と「CB-302」の基本形状をレフティ向けに再構築したもの。ゴルファーが渇望する「極上の打感」と「圧倒的な美しさ」を持つ新作を紹介する。

新生ミウラを象徴するタッグと、熟練の研磨が叶える様式美

今作を語るうえで欠かせないのは、新たに結ばれた株式会社ササキとのパートナーシップ契約だ。ササキが誇る高度な技術で国内製の軟鉄丸棒(S20C)を鍛造後、緻密なCNC加工を施す。単なる下請けではなく「パートナー」である理由として、三浦信栄社長は、ササキの佐々木恭太郎専務が元々プレーヤーを目指していた経験を活かし、「職人のクラブの見方(ヘッドの見方)をしっかり押さえた上でCAD設計をしてくれた」と絶賛している。この「プレーヤー視点×精密機械×職人技」の融合により、機械加工だけでは表現しきれない「自然な面のつながり」や「アドレス時の落ち着き」を生み出すべく、三浦技研が熟練の研磨作業を担当するのだ。

この強力なタッグによるリレー方式の製造体制によって、ゴルファーが求める確かな性能と、所有する喜びを感じさせるミニマルな様式美をもたらすことに成功した。

※ササキと三浦技研が協業に至った胸熱の開発ストーリーはこちら

プレースタイルで選べる2つの“左”。ターゲットに合わせた最適設計

ラインナップは、三浦技研の従来モデルである使い手に馴染むアイアン「CB-1008」と、寛容性と操作性を兼ね備えた「CB-302」の基本形状から導き出された2モデルで構成されている。三浦社長によれば、レフティモデルはテスター(試打者)がおらずテストが非常に難しいという開発の壁があったという。その困難な状況下においてベースに選ばれたのが、「日本の中でミウラの代名詞的なイメージを確立した『CB-1008』」と、「現在非常に評価が高い『CB-302』」だった。絶対に外せない名器を反転させることで、ミウラの最高峰を左打ちゴルファーに届ける強い決意が込められているのだ。

「LT-900」(上級者向け):操作性と“分厚い打感”の極み

操作性が高い小振りでシャープな形状が特徴のアスリートモデル。

画像: 「LT-900」

「LT-900」

●キャビティ形状
インパクトポイントの後方にしっかりと肉厚を持たせ、これぞミウラという芯のある分厚い打感を確保。キャビティ部はソール側に重量を集中させて低重心化を図り、ミドルアイアンでも高弾道を実現する。

●ヘッド
小ぶりなヘッドで高い操作性を誇り、ピンに対して多彩な攻め方が可能。

●見た目(構えた感じ)
上級者向けのモデルでありながら、しっかりとしたトップブレードを採用しておりアドレス時の安心感がある。

【項目】【内容】
ヘッド素材軟鉄(S20C)
ヘッド製法鍛造+CNC加工+仕上げ研磨加工
ヘッド仕上げWニッケルクロム・ディープサテン仕上
番手#4 #5 #6 #7 #8 #9 Pw Gw
ロフト角(°)23 26 29 33 37 41 45 50
ライ角(°)60 60.5 61 61.5 62 62.5 63 63
ヘッド重量(g)250 257 264 271 278 286 294 295
FP値(mm)3.2 3.4 4.3 4.5 5 5.5 6 7
バウンス角(°)1 3.5 4 5 6 8.5 8.5 11.5
ホーゼルの直径(mm)9.2

「LC-900」(幅広い層向け):ミスをカバーする高寛容性モデル

寛容性が高く、幅広いゴルファーが手に取れるベーシックモデル。

画像: 「LC-900」

「LC-900」

●キャビティ形状
インパクトエリア真後ろのキャビティ形状をV字型にすることで、トゥ側とヒール側へ重量を配分し、左右の打点ブレに強い設計に。さらにヘッド全体重量の60%をキャビティソールに配置した低重心化で、高弾道を楽に打ち出せる。

●ソール
7番で20.3mmという幅広なソールが入射角のミスを軽減。また、ソールの中央部分が山型に隆起したキャンバーソール形状を採用しており、抜群の抜けの良さを実感できる。

●見た目(構えた感じ)
適度なオフセットとボリュームのあるヒールとの組み合わせにより、ボールをやさしく包み込むような“ミウラらしい”顔つきに仕上がっている。

【項目】【内容】
ヘッド素材軟鉄(S20C)
ヘッド製法鍛造+CNC加工+仕上げ研磨加工
ヘッド仕上げWニッケルクロム・ディープサテン仕上
番手#4 #5 #6 #7 #8 #9 Pw Gw
ロフト角(°)22 25 28 31 35 39 43 48
ライ角(°)60 60.5 61 61.5 62 62.5 63 63
ヘッド重量(g)250 257 264 271 278 286 294 295
FP値(mm)3 3 3.2 3.5 3.5 3.5 4 4.5
バウンス角(°)1 2 2 2 2.5 3.5 4 5
ホーゼルの直径(mm)9.2

妥協なき鍛造・研磨技術と、新たなパートナーシップによって生み出されたレフティモデル「900 シリーズ」。23年の時を経てついに登場した“ミウラの左”は、選択肢が限られがちなレフティゴルファーにとって、救世主になるかもしれない。


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