いぶし銀とはまさに彼のことだ。 47歳にしてレギュラーツアーで奮闘しつつゴルフ場で副支配人として勤めているツアープロの遠藤彰。 仕事もゴルフも彼の生命線はなんといっても「正確性の高さ」。 週刊ゴルフダイジェスト8月5日号ではその秘密が右手に装着するグローブに隠されていると語られている。「みんなのゴルフダイジェスト」でもその一部を紹介しよう。
画像: 狙ったところに飛ばす左右の手の役割をツアープロが解説! そのカギは両手グローブだった!?【コントロールショットの真髄】

解説/遠藤彰プロ
えんどうあきら。1979年生まれ。 山形県出身。中学を卒業しカナダにスキー留学をするほどの腕前だったが怪我で断念。2004年にプロ入りして今年から所属コースの副支配人も努めている

右手を使うためじゃなく
使わないためのグローブ

GD ボールを正確に狙ったところへ打つために、まず何か気を付けることがありますか。

遠藤 右手を使わない、これにつきます。右手に余計な力が入るとフェース面をコネてしまうのでショットが安定しないからです。

GD 両手にグローブをしているそうですが、その理由からでしょうか。

遠藤 そうです。自分は汗かきで手にもめちゃくちゃ汗をかくんで、それで滑るのを防ぐ意味で着け始めました。素手だと汗で滑るんじゃないかと不安だから右手を強く握ってしまう。右手は使いたくないのに汗のせいで無意識に使っちゃうことが多かったんです。

GD では、左手が主役ということですか?

遠藤 その通りです。右手は本当に添えているだけでOK。昔のレッスンで小鳥を握るようにとかありましたがまさにあの感覚ですよ(笑)。ボクのなかでは、左手はスウィングのリード、右手はフェース面の管理というイメージで振っています。

画像: 両手グローブがナイスショットの近道です

両手グローブがナイスショットの近道です

左手の使い方
左手の甲を目標方向に向ける

グリップの握り方にもよるがイメージは左手の甲をターゲット方向に向けるように動かす。 それでインパクトでボールを長く押して運ぶイメージを作る

画像: 左手の甲はターゲットに向ける

左手の甲はターゲットに向ける

右手の使い方
クラブを支える程度に握る

力感で言えばクラブを支える程度に握っているだけで、余計な力をかけないことでむしろフェース面が安定する

画像: 力まずクラブを支える程度

力まずクラブを支える程度

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前編では、ツアー奮闘中の47歳副支配人・遠藤彰プロから、ボールを狙った場所へ正確に運ぶための鉄則を教わりました。「両手グローブ」の真の狙いは右手を使うためではなく、滑りへの不安から右手で強く握ってしまう悪癖を防ぎ、右手を徹底的におとなしくさせることだったのです。手打ちでフェースをコネていたアマチュアの目を覚まさせたに違いありません!

では、手首の余計なコネを一切入れず、長いゾーンでフェース面をターゲットに向け続ける具体的なハンドワークや、あおり打ちを克服する特効薬とは一体どういうものなのか? 続く【後編】では19歳でゴルフを始めてプロまで上り詰めた遠藤プロが、長年の練習で磨き上げた究極のフェース管理術と効果てきめんのドリルを完全公開します!

フィッシュでバックフェースを目標に向けよ!クラブの慣性に任せて体の正面からヘッドを外さないフェード打ちの面管理。
マットの誤魔化しを許さないテープ貼り練習法!ボールの手前にテープを貼り、上から低く長くヘッドを入れる強制ドリル。
手先で当てる意識を捨てて下半身と連動させよ!すくい打ちを根絶して厚いインパクトと方向性を一気に手に入れる仕上げ。

力みを削ぎ落とし、狙ったラインへ一直線にボールを打ち出すプロの丁寧な技術、後編に続きます。

後編はMyゴルへ続く 有料記事になります

PHOTO/Tadashi Anezaki THANKS/セブンハンドレッドクラブ

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