全英オープン終了直後にも関わらずスコッティ・シェフラーが初出場して話題の3Mオープン。初日は平日の早朝スタートながら、ミネソタ初見参のシェフラーを一目見ようと大勢のギャラリーが詰めかけた。そんななかプロ転向3戦目のジャクソン・コイブンが7バーディ、ノーボギーの快調なゴルフで「64」。最終ホールのイーグルで9アンダー62を叩き出したツアー未勝利の36歳ベン・コールズに2打差の2位タイと好スタートを切った。

「賢くプレーしてスコアをまとめることを考えていました」というコイブンは8つ目のバーディを狙った最終18番で3.5メートルを外しパーでホールアウト。

「完璧なパットを打ったつもりがカップの手前50センチあたりでボールが予想外の動きをして外してしまった。最後はバーディで締めくくりたかったので残念でしたけれど、1日を通して今日のプレーには満足しています」

好スタートにも大袈裟に喜ぶことなくクールな表情。明日からは「我慢すべきホールは無理をせず、チャンスがあるホールはしっかり攻めて行く。メリハリが大切だと思います」。

画像: 3Mオープン初日、7アンダー2位タイと好スタートを切ったジャクソン・コイブン

3Mオープン初日、7アンダー2位タイと好スタートを切ったジャクソン・コイブン

アマチュア世界No.1として出場した先月の全米オープンでローアマに輝いた直後プロに転向、この試合が3戦目だ。デビュー戦のジョンディアクラシックは予選落ちを喫したが、2戦目のISCO選手権では上位争いをして10位タイ。

タイガー・ウッズが「ハロー・ワールド!」の名言でプロデビューした1996年は1戦目60位タイ、2戦目11位、3戦目、4戦目で5位タイ&3位タイと調子を上げ、5戦目のラスベガス招待で通算82勝の最初の勝利を挙げている。

予選落ち→10位タイのコイブンとタイガーの軌跡は似ており、デビュー3戦目の今週勝てばタイガーの記録を抜くことになる。

全米ジュニア3連覇、全米アマ3連覇のタイガーに対しコイブンもアマチュアのビッグタイトル4冠を達成した初の選手になるなど即戦力の呼び声が高い。果たして今週世界ランク1位のシェフラーを破ってタイガー超えなるか? 注目だ。

大勢のギャラリーを引き連れたシェフラーは鬼門の初日に出遅れることなく6アンダー65で5位タイ発進。同じ組で回った松山英樹は内容的には決して悪くなかったが、10番スタートの18番で2度池につかまりダブルボギーを叩くなど噛み合わず1アンダー70。67位タイとスタートダッシュならず。

「ショットが上手いこと打てずにアプローチも悪い。池に3回入れて、3パットもすればこういうスコアになりますよね」と自虐気味に語ったが明日は「どうにもならないショットをどうにかして頑張りたいと思います」と前を向いた。

またスコットランドオープンでトップ3入りの中島啓太が4アンダー67をマークし14位タイの好スタート。金谷拓実は119位タイ、平田憲聖は143位タイと大きく出遅れた。

写真/Getty Images

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