
R&A新設の「スピリット・オブ・ゴルフアワード」第1号のアダム・スコット
この賞は世界でゴルフの精神を体現し、このスポーツに不可欠な価値観、行動、伝統を示す人物を称えるためR&Aが新設したもの。成績だけではなく、ゴルファーの模範となるロールモデルとして認められることになったスコットは「R&Aに評価していただいたことはとても光栄です」。
特に意義深いと感じるのは「トロフィやスコアといった結果だけでなく、ゴルフの精神、価値観といった面で評価されたのはとてもうれしい。正しい方向に一歩ずつ着実に歩んでいると感じることができました」とスコット。
物腰が柔らかくメジャーチャンピオンになっても決しておごらず、周囲への気遣いが際立つ素晴らしい人柄。そんな彼をトム・ワトソンも「紳士的でゴルフという競技に対する理想的な姿勢を持っている」と称賛した。
するとスコットは「トム(ワトソン)のような偉大なレジェンドたちと時間を過ごせた自分はとても幸運。目の前に模範的な人々がいて、彼らの姿を見て自分もそうありたいと実践してきただけです」と謙遜。
「もし今の私が若い選手たちにとってロールモデルになれていたらうれしい。その流れが続いていけばいいと思っています」
全英オープンでは2日目と最終日に「66」をマークして9位タイの好成績を収めた。「3日目は3パットを4回もしてしまいましたが、最終日は堅実なゴルフができました。リンクスでプレーしてきた経験から深刻なピンチを避けることができました」と達成感をにじませた。
メジャー101回連続出場は「人生最高の成果の1つ」。実は100回連続がかかった全米オープンの出場権を得られてなかったシーズン前半は「プレッシャーがあった」と本音も。世界ランクトップ50枠で出場を決め「最終予選会に行かずに済んだ」と笑顔。この記録どこまで伸ばす?
※週刊ゴルフダイジェスト2026年8月11日号「バック9」より
