PGAツアーのレギュラーシーズンは残るところあと2試合。今週開催されるロケットクラシックとウィンダム選手権を経てトップ70に入らなければ、8月第2週にスタートするプレーオフシリーズに進むことはできない。今年は意外なビッグネームたちがトップ70圏外。オン・ザ・バブルの大物たちとは?

先週の3Mオープンで優勝を飾った21歳の新星ジャクソン・コイブンはわずか3試合でポイントランク70位に浮上した。残り2試合の成績如何では来季のシグネチャーイベントの出場権が与えられるトップ50入りも夢ではない。

それどころか上位30人しか出場が許されない最終戦ツアー選手権にの権利を掴む可能性もある。

いっぽう現時点でトップ70入りしていないビッグネームはジェイソン・デイ(74位)、ブルックス・ケプカ(84位)、トニー・フィナウ(87位)といった面々。

画像: ブルックス・ケプカ(左)とジェイソン・デイ(右)。2人とも現時点でトップ70入りしておらず、今週のロケットクラシックは欠場

ブルックス・ケプカ(左)とジェイソン・デイ(右)。2人とも現時点でトップ70入りしておらず、今週のロケットクラシックは欠場

デイはシーズン開幕戦のジ・アメリカンエキスプレスで2位、3月のテキサスチルドレンズ・ヒューストンオープンで6位タイと幸先の良い滑り出しを見せたが、4月のマスターズで12位タイに入って以降低迷が続き、全英オープンは予選落ちに終わった。

さらに持病の背中痛を発症し直近の3Mオープンで予選落ち。今週も欠場を決めておりプレーオフ進出は風前の灯火だ。

LIVからPGAツアーに復帰し活躍が期待されたケプカ。しかしトップ10入りは3月のコグニザントクラシックのみ(9位タイ)で全米オープンは予選落ち、全英オープンも28位に止まり未だ本格的優勝争いに加われていない。

ストロークゲインド(SG):トータルは29位、グリーンを狙うショットは8位、ティーショットは12位とショットメーカーぶりは健在だが、SG:パッティングが115位。好調なショットをグリーン上のパフォーマンスが足を引っ張っている格好だ。

フィナウにとっては昨年に続き今年も厳しい戦いが続いている。トップ10入りはザ・CJカップ バイロン・ネルソンの1試合だけ(6位タイ)。出場20試合で予選落ちは6回で、スタッツを見るとグリーン周りのアプローチ以外はいずれも100位以下。3Mオープンは予選落ちに終わり残り2試合で起死回生の一発逆転を狙っている。

画像: トニ・フィナウは現在87位。ロケットクラシックでのジャンプアップなるか

トニ・フィナウは現在87位。ロケットクラシックでのジャンプアップなるか

ほかにもプレーオフの初戦フェデックス・セントジュード選手権には出場できるがその先が危ういのが、今季未だトップ10入りがないジョーダン・スピース(55位)やシェーン・ローリー(57位)らメジャーチャンピオン。

最近復活の兆しを見せておりジョンディアクラシックで2位に食い込んだマックス・ホーマは当落線上ジャストの50位だが今週の試合には出場しない。

昨年のライダーカップメンバー、ハリス・イングリッシュは現在48位。直近の4試合で予選落ち3回と調子を崩しており今後何があるかわからない。

ちなみに久常涼は40位とプレーオフ進出は問題ない。あとはトップ30を巡る攻防に勝ち抜き初のツアー選手権出場を目指すのみだ。

写真/岩本芳弘


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