先週の3Mオープンで優勝を飾った21歳の新星ジャクソン・コイブンはわずか3試合でポイントランク70位に浮上した。残り2試合の成績如何では来季のシグネチャーイベントの出場権が与えられるトップ50入りも夢ではない。
それどころか上位30人しか出場が許されない最終戦ツアー選手権にの権利を掴む可能性もある。
いっぽう現時点でトップ70入りしていないビッグネームはジェイソン・デイ(74位)、ブルックス・ケプカ(84位)、トニー・フィナウ(87位)といった面々。

ブルックス・ケプカ(左)とジェイソン・デイ(右)。2人とも現時点でトップ70入りしておらず、今週のロケットクラシックは欠場
デイはシーズン開幕戦のジ・アメリカンエキスプレスで2位、3月のテキサスチルドレンズ・ヒューストンオープンで6位タイと幸先の良い滑り出しを見せたが、4月のマスターズで12位タイに入って以降低迷が続き、全英オープンは予選落ちに終わった。
さらに持病の背中痛を発症し直近の3Mオープンで予選落ち。今週も欠場を決めておりプレーオフ進出は風前の灯火だ。
LIVからPGAツアーに復帰し活躍が期待されたケプカ。しかしトップ10入りは3月のコグニザントクラシックのみ(9位タイ)で全米オープンは予選落ち、全英オープンも28位に止まり未だ本格的優勝争いに加われていない。
ストロークゲインド(SG):トータルは29位、グリーンを狙うショットは8位、ティーショットは12位とショットメーカーぶりは健在だが、SG:パッティングが115位。好調なショットをグリーン上のパフォーマンスが足を引っ張っている格好だ。
フィナウにとっては昨年に続き今年も厳しい戦いが続いている。トップ10入りはザ・CJカップ バイロン・ネルソンの1試合だけ(6位タイ)。出場20試合で予選落ちは6回で、スタッツを見るとグリーン周りのアプローチ以外はいずれも100位以下。3Mオープンは予選落ちに終わり残り2試合で起死回生の一発逆転を狙っている。

トニ・フィナウは現在87位。ロケットクラシックでのジャンプアップなるか
ほかにもプレーオフの初戦フェデックス・セントジュード選手権には出場できるがその先が危ういのが、今季未だトップ10入りがないジョーダン・スピース(55位)やシェーン・ローリー(57位)らメジャーチャンピオン。
最近復活の兆しを見せておりジョンディアクラシックで2位に食い込んだマックス・ホーマは当落線上ジャストの50位だが今週の試合には出場しない。
昨年のライダーカップメンバー、ハリス・イングリッシュは現在48位。直近の4試合で予選落ち3回と調子を崩しており今後何があるかわからない。
ちなみに久常涼は40位とプレーオフ進出は問題ない。あとはトップ30を巡る攻防に勝ち抜き初のツアー選手権出場を目指すのみだ。
写真/岩本芳弘
