
2位タイの福田侑子、須江唯加に1打リードして最終日を迎える宮田成華
4度目の挑戦で、2019年のプロテストに合格した宮田成華は、単年登録者として2017年よりツアーに参戦している。だが、レギュラー、ステップともに未勝利である。そんな彼女に初優勝のチャンスがめぐってきた。カストロールレディース2日目、10位タイからスタートし、単独首位に上り詰めた。
「6バーディ、ノーボギーですが、ショットがいいわけでもパットがいいわけでもないんです。たまに来たチャンスを取れたからスコアがまとめられているのかな、という感じです。ただ、2段グリーンで15メートルくらいのパットが入ったり、ティーショットで曲がってもいい場所にあったりと流れが良かった日なのかなって思います。昨日(初日)はピンチもあまりなかったのですが、今日(2日目)はピンチも多く、それが上手くしのげたのかもしれません。
今季を振り返ると前半戦はとても苦しかったです。プロになってから一番と言っていいくらいの不調でした。昨年の秋くらいからティーショットに悩んでいたんです。今年の春先もウッド系がずっとネックでした。ティーショットを曲げてしまうと、なかなかチャンスにもつけられないし、スコアも整いません。周りの方たちにたくさんアドバイスをいただき、トライ&エラーを繰り返しながら形にしてきた感じでやっとスコアにつながるようになってきました。
そんな状況で2日目に首位に立てたのは自信につながります。実はラウンド中、スコアボードを見ていなかったので少し驚きましたが、素直に嬉しいです」
宮田のキャディバッグを見せてもらうと、ドライバーが2本入っていた。

テーラーメイド「R7 Quad」を多用している宮田成華
「ドライバーとミニドライバーの2本態勢です。今はミニドラが調子いいのでよく使っています。ドライバー3割、ミニドラ7割といった感じです。ミニドラでも飛距離は変わりません。飛距離についてもだいぶ戻ってきています。ミニドラはテーラーメイド『R7 Quad』を使っています。ティーショットが不安なときに使い始めたのですが、コース幅にも対応できますし、いい感じで打てています」
ツアー歴10年の宮田成華。最終日最終日はどう迎えるのか?
「今までの経験上、攻め切れないというか、守りに入ってしまうことが多かったように感じます。コースコンディション的にもスコアが出やすいですし、バーディをたくさん取らないと勝てないと思っています。周りもきっと伸ばしてくる、首位だからといって守るのではなく、私が追いかけるつもりで攻めていきたいです。明日はアグレッシブにいきたいです。どこまでできるのか? 自分でも楽しみです」
文/畔蒜聡
写真/姉崎正
