
PGAツアーの3Mオープンで初優勝を飾ったジャクソン・コイブン(PHOTO/Getty Images)
つい1カ月前までアマチュアの世界ランキング1位だったジャクソン・コイブンが世界ランク1位を下し優勝を飾った。
コイブンにとってプロデビュー3戦目となった3Mオープン。決勝ラウンドでノーボギーの61-66をマークし、2位のスコッティ・シェフラーに3打差をつけてプロ初戴冠。賞金158万4000ドルと来季のマスターズの出場権を獲得した。
21-year-old Jackson Koivun claims FIRST PGA TOUR win! | Round 4 Highlights | 3M Open | 2026
www.youtube.com最終日を単独トップでスタートすると、シェフラーの猛追(8アンダー63)を振り切り「PGAツアーで首位に立つ。それが学生時代からの目標でした。いざその場に立ったら緊張しましたが、余計なことを考えず目の前の一打に集中することだけを考えていました」とコイブン。
初優勝まで2年以上かかったシェフラーは「僕の場合は初勝利がプレーオフでした。どんな状況であれ初優勝は難しい。特に大学を出たばかりの若者にとってはなおさらです。彼の才能がいかに素晴らしいか。精神的な強さも兼ね備えていますね」と称賛した。
大学3年終了時点でプロ転向した彼は、史上初めて「アマチュア3冠を2度」達成した逸材。とはいえプロデビューしてすぐに結果を出すのは難しい。
「今のゴルフ界は素晴らしい若手がたくさん出てきている」とシェフラー。多くのプロになる前にしっかりと準備ができていると言い「我々がプロ入りした頃より高いレベルで実戦に備えている。さらにライバルたちが成功する姿を目の当たりにして『自分にもできる』と確信が生まれる。大学からPGAツアーに直結するルートができたことはとっても素晴らしいことだと思います」。
タイガー・ウッズは96年に大学2年でプロデビュー。5戦目のラスベガス招待で初優勝。10代で初優勝を飾ったジョーダン・スピースもプロデビューから16試合かかっている。コイブンはこれまでのスターを超える逸材かもしれない。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年8月18・25日号「バック9」より

