「いやぁ、本当にすごいラウンドでした。普段は出だしで苦労することが多かったので6連続バーディでスタートしたのは初めて。最高の滑り出しでしたが、決してまぐれという感じではありませんでした」とティーガラ。

ウィンダム選手権初日に連続バーディ最多タイ記録に並ぶ6連続バーディを達成したサヒス・ティーガラ。初日を8アンダー2位タイでフィニッシュした
ラウンド途中での6連続バーディは昨年までハワイ州マウイ島のカパルアリゾートで行われていたザ・セントリーで経験しているが、7連続は人生で一度もない。
「7番のティーではここで獲れば7連続だ、と意識してしまいました。一瞬余計なことを考えてしまったせいで案の定ボギー。まぁ、いいんですけどね(苦笑)」
連続バーディは途切れたが雑念を振り払って臨んだ8番、9番で再び「うまく集中モードに戻ることができた」と連続バーディ。「プロでも年に2、3回しかない“ゾーンに入った状態”でフロント9を締めくくれたのは良かったです」。
ところが後半は様相が一変。「ティーショットがフェアウェイを外れてチャンスを作ることができなかった。このコースでスコアメイクの一番の鍵はフェアウェイをキープすることですから」と10番から8連続パー。18番でバック9唯一のバーディを奪い28-34の8アンダー62で暫定首位のボー・ホスラーに1打差の暫定2位タイにつけた。
もし18番をパーで上がっていれば過去20年間で片方のハーフでパーをひとつも記録せず(8バーディ、1ボギー)、もう一方のハーフでパーしかマークしなかったツアー史上3人目になるところだった。これを歴史的記録と見るかどうかはさておき「62」は素晴らしい。
ケガに悩まされた昨年はフル参戦(23試合出場)したもののポイントランク147位に転落。一昨年3位だったことを考えると奈落の底といっていい状態だった。
しかし体調が戻った今年は4回トップ10入りして、現在ポイントランク43位とプレーオフ初戦(トップ70)への進出は確定させた。
「ケガ明けの今年、本心では出場する試合を抑えたかったのですが、メジャーやシグネチャーイベントの出場権を持っていなかったので、それを確保するために出続けなければならなかった。肉体的にも精神的にも100パーセントの状態ではありませんでしたが、ようやくプレーオフ進出の目処が立ちここ2週間休むことができました」
「ここまできたら目標をトップ50(プレーオフ2戦目)からトップ30(最終戦のツアー選手権)に上方修正することにします」とティーガラは人懐っこい笑顔を浮かべた。
ティーガラと同組でプレーした松山も直近2試合連続トップ5入りしている好調さをこの日もキープ。1イーグル、5バーディ、2ボギーの5アンダー65で暫定11位タイ。内容的にはもっとスコアを伸ばしてもおかしくなかった。
注目のルーキー、ジャクソン・コイブンと一緒だったこともあり午後組では一番のギャラリーを集め、松山のキレの良いショットが大勢のファンを唸らせた。
ちなみにコイブンはノーボギーの3バーディの3アンダー67で暫定37位タイにつけている。
写真/Getty Images
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