
今季、香港やメキシコシティで個人戦を勝利して3年連続の年間王者に輝いたラームにLIV脱退の報道がされている
サウジアラビアの公共投資基金(PIF)からの資金が絶たれたLIVゴルフは来シーズンも存続できるのか? その問いに対する答えをスコット・オニールCEOがある程度明らかにした。
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x.comLIVゴルフ・ニューヨークの最終日に、トランプナショナルGC・ベッドミンスターのメディアセンターにオニール氏が姿を現し発表を行った。それは「27年シーズン以降、運営資金を供給する“主導的な”投資家と合意に達した」というものだった。しかし詳細は語らず投資家の名前や投資額を伏せたが、フィナンシャルタイムズなど複数のメディアはその投資家が英国の投資会社BCパートナーズであると報じている。
報道によれば投資規模は3億ドル。PIFが投じてきた数十億ドルとは桁違いに小規模。その金額で今後リーグをどう運営していくのかといえば選手への報酬を年俸ではなくリーグの所有権(持ち株)を付与することで問題の解決を図るようだ。オニール氏も「現金ではなくエクイティ(株)による報酬です」と認めている。また「ほかに10数社が小規模な出資に興味を示している」と今後の見通しを伝えた。
さらにリーグが選手の肖像権の一部を選手自身に返還する計画もある。これはSNSで人気のブライソン・デシャンボーには極めて重要な要素になりそうだ。
大会中に開催された選手ミーティングではそのデシャンボーが主導権を握りLIVの現状について情報を共有。その姿勢を見ると彼が依然としてLIV存続に強い関心を寄せていると推測される。
「選手たちにはぜひこの旅路を一緒に歩んでほしい」とオニール氏。だが中にはルーカス・ハーバートのように「もしLIVが消滅したらゴルファーである以上プレーする場を見つけなければならない」とPGAツアー復帰への道筋を模索する選手もいる。
3年連続年間王者の座を決めたジョン・ラームには脱退報道があり、最終戦の「アラムコ LIVゴルフ・ミシガン」は中止が決定した。LIV存続問題、当事者の選手たちは気が気でないはずだ。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年9月1日号「バック9」より一部加筆修正して掲載しています



