
ナショナルチームのユニフォームで戦う3人。左から、世界女子アマランク46位の後藤あい、同14位の廣吉優梨菜、同15位の岩永杏奈(データは8月19日現在)
世界女子アマランキングで日本の高校生トップ3に君臨するこの3人。今年の日本女子アマを制した長澤愛羅は高校を卒業したため出場しておらず、今大会の高校生世代ではこの3人が事実上の最高峰だ。
5月の「クイーンシリキットカップ」で日本を団体優勝に導いた最強のチームメイトたちが、最終日は個人の栄冠をかけて激突する。
首位の後藤は、36ホールを終えて16アンダー。23年に優勝の中村心が記録した54ホールの大会記録17アンダーに早くも1打差に迫る。2日連続の「64」(8アンダー)は、2003年のミズノクラシックでアニカ・ソレンスタムが3日間毎日8アンダーを重ねた24アンダーの伝説的記録を彷彿とさせる。前週にプロの安田祐香が見せた36ホール19アンダーにも匹敵する勢いだ。
後藤は「パターは転がりが良くても入らないことがあり、このコースは運任せな部分もある」と分析しつつ、「明日も自分のやるべきことに集中してアンダーパーを目指す」と初の日本タイトル獲得を目指す。
3位の廣吉は、後半の7番でイーグルを奪うなど見せ場を作ったが、次ホールの8番、9番で連続ボギーを叩き「最後を落としたのは、もったいない」と悔しがる。それでも「最初のほうでしっかり追いつければチャンスはある」と前を向き、最終日の目標は「あいちゃん(後藤)より4打上」と笑顔で4打差逆転を誓う。
6位タイの岩永は2日目も「67」をマーク。前半はラフに苦しんだが、後半で4アンダーと立て直した。首位とは6打差だが「トップとは遠いけれど、明日は3日間ボギーフリーで回れたらいい」と、結果や順位を追い求めること以上に、プロテスト合格に向けてコース攻略に挑む。
国際大会で活躍する国内最強の高校生3人。後藤を軸にした最終日の伸ばし合いに注目が集まる。



