プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」初日は2週連続優勝を目指すスコッティ・シェフラーが予想外に苦戦し大きく出遅れるなか、先週69人中66位に終わったローリー・マキロイが6アンダー64をマークし首位タイグループの一角を担った。世界ランク1位&2位が明暗を分けた理由とは?

3番から3連続ボギーを叩いたシェフラーは10番もボギーとして4オーバーで最下位街道を突き進む勢いだった。

後半は落ち着きを取り戻し2バーディを奪ってスコアを戻したが2オーバー72は松山英樹、トム・キムらと並び出場50人中44位タイと出遅れた。

フェアウェイヒットは14ホール中6ホールだけ。左に打ち出したボールがいつもならフェアウェイの幅に戻ってくるのだが、そのままラフに直行しスコアを落とすシーンが目立ち、先週後続に9打差をつけ圧勝した人物とは別人だった。

いっぽうマキロイは6バーディノーボギーの安定したプレー。11番でショットインイーグルを達成したゲーリー・ウッドランド、クリス・ゴッタラップ、ウィンダム・クラーク、J・J・スパーンと並びトップタイの好発進。

画像: ローリー・マキロイが6アンダーで首位タイスタート

ローリー・マキロイが6アンダーで首位タイスタート

その要因は「気候とコース」と解説した本人。先週のフェデックスセントジュード選手権では苦手な酷暑と狭いフェアウェイ、小さなグリーンのトリッキーなコースに苦しんだが、今週は「(コースが)僕のプレースタイルに合っている」。

「ダイナミックにプレーできますからね。距離も長いしティショットを多少ミスしてもなんとかなる。間違いなく僕向きのコース」と好感触。

「ゴルフそのものよりスウィングのことばかり考えてプレーしていた」と66位に終わった先週を振り返り、今週も「依然としてスウィングのことは考えていますが、テークバックの際ワッグルをすることで、どんなショットを打ちたいかイメージが鮮明になりました。スウィングのことを考えつつ、プレーの感覚をうまく融合させようとしていて、イメージをより具体的に描けるようになった」のが好調の原因と述べた。

この大会ではホールインワンを達成した選手にBMWの新車が贈られる。実は車種と色を選んだのはマキロイ。

「2種類の車種と3つのカラーバリエーションのなかから選べるようになっていて、車種と色を選んだ(提案した)のが僕なんです。僕が選ぶならグリーンのX5。多分手に入れることはないでしょうけど、もしかしたらあるかもしれない(笑)」

マスターズ2連覇のマキロイにとってグリーンは「最近お気に入りの色」。もちろん目指すは4月のマスターズ以来のシーズン2勝目だがホールインワン=BMWのおまけが付けばなお良い。

またこの日は久常涼が5バーディノーボギーで5アンダー65をマークし、首位グループに1打差の6位タイの好スタート。次週のツアー選手権(トップ30)に進出するには6位では足りない。もちろん優勝なら文句なし。23歳の若武者がプレーオフシリーズでの初勝利を目指す。

写真/Getty Images

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