
ツアー選手権を制したスコッティ・シェフラー
最終組の2組前でプレーしたシェフラーは2番であわやホールインワンのショットを放ち、タップインバーディを奪ってペースを掴むと、終始安定したプレーで4アンダー66をマーク。ホブランに3打差をつけ家族の前でトロフィーを快晴の空に掲げた。
「アトランタには珍しく強い風が吹いてコースが硬くなり難しい状況でしたが終盤バーディを奪って勝利を決定づけることができたのは大きかったです」
今季は初戦のジ・アメリカン・エキスプレスで優勝を飾ってから、5度2位に入りながら勝利が遠かった。しかしプレーオフシリーズ初戦でシーズン2勝目を挙げると最終戦で3勝目。
「シーズン全体を振り返ると苦しいスタートを切った場面(初日出遅れる)がありました。それでも諦めずに戦い抜き上位でフィニッシュしたり悪いスタートから優勝のチャンスを作ったことを誇りに思います」
先週のBMW選手権では手足口病を発症し手の水疱に苦しめられながら12位タイに入った。今週はトップが日替わりで入れ替わったが最後に笑ったのはシェフラーだった。
生涯獲得賞金は不動のNo.1タイガーを抜いて歴代トップに躍り出た。年間3勝を挙げたことで選手の互選で決まるプレーヤー・オブ・ザ・イヤーのタイトルもほぼ確定といって良いだろう。
30歳になったシェフラーは家族と転戦する日々を「かけがえのないもの」と表現した。
「もちろん大変なことはありますよ。夜中にベビーベッドやテントを組み立てたりサウンドマシンをセットしたり、人目につかないところでちょっとした苦労もあります。でも妻と私はこれが何ものにも代えがたい時間だと思っています。家族でこうして旅ができるのはとても楽しい!」
カリスマ性があるわけでもない。スーパーショットを連発するわけでもない。しかしいつの間にかリーダーボードを駆け上がっている。スポットライトのなかにいても常に変わらず“普通の人”でい続けられることが彼の強さなのだろう。
13回目のツアー選手権出場となった松山英樹は最終ホールでバンカーからチップインバーディを決め通算5アンダー21位タイで終戦。賞金約6500万円を獲得した。
写真/Getty Images
【動画】ツアー選手権最終日のハイライトをチェック【PGAツアー公式YouTube】
PGA TOUR Highlights | Round 4 | TOUR Championship | 2026
www.youtube.com

