お盆を過ぎても酷暑日が続く毎日。熱中症にはくれぐれもご注意を、と呼びかける立場の記者が熱中症に。その経緯を紹介。
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熱中症に注意しよう

ゴルフライターで本誌にも寄稿している高橋健二氏(78)が熱中症になった。

発症したのは7月23日。午後スルーでのラウンド中、ハーフターンで乗用カートに乗って移動中の午後3時頃に突然眠りに落ちて気を失い、意識が戻ったのは翌々日、25日の午前9時だったという。

「同伴していた友人が救急車を呼ぼうとしたら『救急車は呼ばなくていい』と私を強く拒絶したそうです。それでもフラフラだったので友人は自宅に送り届けてくれました。自宅でも妻と同じやりとりをしたらしいのですが、そういったことも含めて約41時間の記憶がまったくなく……。目が覚めた25日に脳神経外科へ行き、医者に『昨日のラウンド中に』と私が言ったら、付き添いの妻が『何を言っているの。ゴルフに行ったのは一昨日で、昨日は一日中寝ていたのよ』と訂正したほどでした。つまりラウンド翌日の記憶がまるっきりなかったのです」(高橋氏)

診察した医者はまず脳疾患を疑い、MRIで脳を、エコーで頸動脈をそれぞれ検査したが異常なし。その後、心臓の専門医による数種類の検査でも、心不全や心筋梗塞につながるような兆候は一切見られなかったという。

「結局ラウンドの数日前からずっとサッカーのワールドカップや大谷翔平の試合のダブルヘッダーを見てたりと夜更かしが続いたため、その睡眠不足が原因だったのでは、で落ち着いたのですが……」(同)

事はそう単純な話では終わらなかった。熱中症の後遺症なのか、後頭部が微熱を持っているような症状が続き、疲れやすく昼も夜も眠くて気だるい状態が1カ月経ったいまも続いているとのこと。

「知り合いの看護師に『熱中症を甘くみるな。人によっては命に関わるところだったし、高血圧や心臓疾患などの持病がある人なら死んでもおかしくない症状だった』と言われてビビっています」(同)

高橋氏はエージシューターの取材をライフワークにしていて、自身もすでに13回のエージシュートを達成しているほどで、毎朝腹筋100回、腕立て伏せ100回を欠かすことがなかったという。だが月に5〜6回だったラウンドもその後はやる気になれないとか。

一般的に熱中症になると頭痛や吐き気を催すと言われている。ただ今回はそんなこともなかったそうで、熱中症自体は医学的にまだわからないところもあり、ゆめゆめ油断するなということだろう。暑さにめっぽう強い自分が熱中症なんて、と思っている人ほどお気をつけあれ。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年9月15日号「バック9」より


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