
出廷のためスーツ姿で公の場に現れたタイガー・ウッズ
交際相手のヴァネッサ・トランプさんに付き添われ出廷したタイガーには5年間の運転免許停止処分と1500ドル(約23万円)の罰金が科された。
この件に関してトランプ大統領が記者の質問に応じたのも異例の事態だった。「5年間免許停止の処分となりましたがどう思われますか?」と問われた大統領はこう答えた。
「私はタイガーのことをよく知っている。アスリートとしても人としても素晴らしい男だ。ひどい腰痛に苦しんでいて鎮静剤を使用せざるを得なかった。個人的にはヤブ医者のせいだと思うが、判決についてはフェアだと思っている。随分前からタイガーにはいっていたんだ。『誰かに運転してもらったらどうだ』ってね」
実はタイガー、事故を起こした直後誰かに電話していたのだが、その相手がトランプ氏だったことが判明。会話の内容は不明だが息子(トランプJr.)の元妻ヴァネッサさんとタイガーが交際中であることも奇遇である。
一方、判決後におこなわれた検察官による記者会見では「今後彼がゴルフカートを運転することはできるのか?」という質問が飛び、検察官が口を濁す一幕も。
「いい質問ですね。それについては確認する必要があるので、後ほどお答えします」と回答したことで「そんなことも把握していなかったのか?」と話題になった。
そこに登場したのがフロリダ州知事のロン・デサンティス氏。彼はXに「タイガーはコースでカートを運転できるはずです。これで問題は解決しましたか?」と投稿した。
知事も巻き込んだカート騒動。検察側もカートの運転には免許が必要ないためタイガーの運転に問題はないという方針を示した。
もし5年前カリフォルニアで単独事故を起こし右脚切断寸前の重傷を負ったあとに免許停止処分が下されていたら、今年の事故も起きなかったかもしれない。
後の祭りだがトランプ大統領のいう通りもっと早く誰かに運転してもらいたかった。
3月以降タイガーは「治療に専念するため」ゴルフから離れている。事故後はじめて公の場に現れたのは「トラベラーズ選手権」でツアーが28年以降の競技構造の変更を説明したときだった。
24年の全英オープン以来競技に出場していないタイガーだが、自身が主宰する「ヒーローワールドチャレンジ」にはプレゼンターとして姿を見せる予定だ。
写真/Getty Images
