明日9月17日から4日間の日程で、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7066ヤード・パー72)を舞台に開幕する「第52回 ANAオープンゴルフトーナメント」。開幕前日の16日にはプロアマ大会が開催され、過去大会2度の優勝を誇る池田勇太と、地元・北海道出身の片岡尚之が大会への意気込みを語った。

ジャンボ尾崎の言葉を胸に、ショットメーカー池田勇太が懸ける特別な思い

2010年と2017年の過去2度にわたり今大会を制している歴代覇者の池田勇太。今年は「ほんとに色々な思いの詰まった大会になってしまいましたね。悲しい思いもあれば、そこで自分も頑張りたいという非常に強い思いと、色々と複雑な思いが心の中にあるんですけど。その全ての思いを今年は成績でとにかく表したい。それだけです」と特別な覚悟を口にした。

画像: 池田勇太(写真は17年ANAオープンゴルフトーナメント、撮影/岡沢裕行)

池田勇太(写真は17年ANAオープンゴルフトーナメント、撮影/岡沢裕行)

その強い決意の背景には、憧れの先輩である“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司との忘れられないエピソードがある。「2019年、72歳になられたジャンボさんがここに来て、レギュラーツアーで『ここ(輪厚)に来てやれる気がする』『輪厚はいいな』と言っていたあのコメントが忘れられなくて」と回想。「その言葉にあやかる気持ちでここに入ってきたし、そういう気持ちで明日からプレーしたい」と、偉大なレジェンドが愛した舞台での必勝を誓った。

画像: 尾崎将司(写真は17年ANAオープンゴルフトーナメント、撮影/岡沢裕行)

尾崎将司(写真は17年ANAオープンゴルフトーナメント、撮影/岡沢裕行)

今季の池田は、パーオン率71.835%(11位)、平均ストローク71.082(24位)と、ベテランらしい卓越したショット精度を維持している。ポイントランキングも30位と安定した成績を残しており、思い入れのある輪厚で自身3度目の大会制覇に挑む。

「状態は良くないが、予選は通る気がする」 地元・片岡尚之は豪快な飛距離で巻き返しへ

一方、地元・北海道出身で昨年の「日本オープン」覇者である片岡尚之。現在の自身の状態については「全部悪いです。何もいいところないです」と苦笑いしつつも、「普通だったら予選通らないような感じですけど、不思議とこの試合は予選通る気がします」と地元開催での不思議な自信を覗かせた。

現在のスタッツを見ると、フェアウェイキープ率こそ47.253%(102位)とティーショットの精度に苦しんでいるものの、ドライビングディスタンスは301.27ヤード(11位)と高い飛距離性能を誇る。さらに特筆すべきはバーディ率4.750(4位)という圧倒的な攻撃力だ。ツアー屈指のバーディ奪取能力を備えており、ハマった時の爆発力はトップクラスと言える。

北海道特有の洋芝についても「最近嫌いです。本当に難しいと思います」と本音を漏らすが、「先週の韓国(シンハンドンヘオープン)とかは洋芝で沈むので難しかったですが、今週の(輪厚の)芝は綺麗なので打ちやすいです」とコースコンディションの良さを評価している。「秋はもしかしたらいいかもです」と語るように、昨年の日本タイトル獲得も秋のシーズンだった。持ち前の飛距離と高いバーディ奪取能力を武器に、地元の声援を受けて上位進出を目指す。

画像: 片岡尚之(写真は25年日本オープンゴルフ選手権、撮影/姉崎正)

片岡尚之(写真は25年日本オープンゴルフ選手権、撮影/姉崎正)

歴代覇者・池田勇太の強い決意と、地元で巻き返しを誓う片岡尚之。それぞれの想いを胸に挑む「第52回 ANAオープンゴルフトーナメント」の熱戦に注目だ!


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