永久シードを目指す池田勇太に復調の兆し。3年間苦しんだ顎偏位症が癒え、プロ初優勝した思い出の日本プロで上位争い
猛暑のなか開催された日本プロゴルフ選手権は22歳の杉浦悠太と23歳の蟬川泰果の優勝争いで盛り上がり、杉浦が1打差で逃げ切ってプロ初優勝を飾った。そしてこの大会で復調の兆しを見せたのが蟬川の大学(東北福祉大)の先輩・池田勇太だ。デビュー以来14シーズン守ってきたシードを昨年初めて手放し今季は出場の機会が限られている。逆境のなかあと4勝と迫った永久シード(25勝)を目指す池田が久々の上位争いを演じた。