
ジュニアゴルフサイエンスプロジェクトでは本格的なマシンを使って体チェックを行った
このイベントは、ゴルフにおける技術よりもフィジカルに特化したイベントで、体の部位ごとの筋肉量などを細かく数値化して持久力や瞬発力を測定。自分の体において、いま何が不足しているのか、どこをより強化すべきかがわかるという。実際に参加した子の親は「何よりケガが怖いので、どの部分を強化すればケガをしにくい体になるかを知るうえで参考になりました」とイベントの手応えを感じた様子だった。
このイベントを仕掛けたのは一般社団法人ジュニアゴルフサポート協会(JGSA)。この団体は25年3月に設立され、将来有望なジュニアゴルファーを支援するために代表理事を務める染宮紀子氏が立ち上げた協会だ。
「私はもともと競技ゴルファーだったわけではありませんが、娘がプロを目指して競技に取り組む姿を7年間保護者として見守ってきました。そして、国内外の大会を通じて多くのジュニアゴルファーや親御さんと接してそれぞれが抱える悩みを知り、なんとかサポートできないかという思いで協会を立ち上げました。ゴルフは素晴らしい競技ですが、ケガやスランプなど本人の努力や親のサポートでは乗り越えられない壁はいくつもあります。そこで私たちは『文武両道(デュアルキャリア)』を掲げてゴルフを通じて人間的な成長、そして将来の選択肢を増やすべく活動していく予定です」(染宮氏)
この協会はスポーツ庁管轄のスポーツキャリアサポートコンソシアム(SCSC)と連携し、まずはイベントを通じてジュニアゴルファーを支援するという。3月には東名CCでトーナメント大会を実施。こちらは単なる競技だけでなく、子どもたちの競技と並行して親を対象としたジュニアゴルファー育成に関する講習会も実施。さらに優勝者には英会話レッスン半年分や海外試合出場権(航空券代含む)が与えられた。
今後も精力的にイベントを行うとのこと。ゴルフに励む子どもを持つ親はチェックしてみては。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年9月29日号「バック9」より
