
カントレーはPGAツアー8勝の34歳。スロープレーが度々ツアーで問題になっていた
ポイントランク8位のベン・グリフィン、10位のJ・J・スパーンを退け13位のカントレーが選ばれたことについて米国の有名アナリスト、トレイ・ウィンゴ氏がカントレーのスタイルが「メリットになる」と分析した。
「野球やバスケットボールでも相手にとっては憎らしいけれど味方になると心強い選手がいます。彼もそういう要素を持っている」
カントレーはゴルフ界でもっともプレーが遅い選手として知られている。23年のマスターズではブルックス・ケプカが「極端に遅い」と公然と批判。23年のライダーカップではローリー・マキロイがショットを打つ前のルーティンが遅いことにいら立ち、彼の動作をコース上で真似して話題になった。結果は、カントレーが3連続バーディを奪い、最終ホールで逆転して1upでカントレー/クラーク組が勝利。本人も「間違いなく平均より遅い」と認めており「正しい判断をするためじっくり時間をかけている」と語っている。
【動画】話題になったカントレーの真似をするマキロイ【foreplaypod公式インスタグラム】
競技委員から計測されても一切焦るそぶりなし。前回(24年)のプレジデンツカップでは日没寸前までスロープレーを続けるカントレーをファンでさえやゆした。
だがウィンゴ氏が指摘したように今回が4度目のプレジデンツカップ出場となる彼の通算成績は10勝4敗と米国チーム随一の戦績を誇っている。
インターナショナルチームには早打ちで知られるライアン・フォックスがいる。2人が対戦したらフォックスが相手のスロープレーにいら立ち不利になるかも? もちろん見習うべきはフォックスのペース。カントレーが有利なのはあくまでもチーム戦の戦力としてであり、スロープレーはやはり褒められることではない。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年9月29日号「バック9」より
