後半INで7バーディの猛攻! 大西魁斗が「60」で単独首位へ躍り出る

18番のアプローチを外しパー、もし入っていれば「59」になっていた(撮影/姉崎正)
アウトコース最終組からスタートした大西魁斗が、歴史的なバーディラッシュを見せた。
前半アウトコースを3バーディの「31」で折り返すと、326ヤードに短縮された後半10番(パー4)でバーディを奪ってさらに加速。13番(パー5)から17番(パー3)にかけて破竹の5連続バーディを奪うなど、後半INコースだけで7バーディ(パー29)を叩き出し、10バーディ・ノーボギーの「60」でフィニッシュした。
「気づいたら10アンダーだったので良かったです。基本ピンは狙わないが、3メートル以内に球が行って良いパットがいくつか入ってくれた。トップで迎える最終日も特に意識せず、しっかり自分の内容を意識してプレーしたい」と手ごたえと落ち着きを口にした。

グリーン内バンカーから寄せる長野、グリーン内バンカー越えに挑む小平、そしてバーディパットをねじ込む大西(撮影/姉崎正)
現地で大きな盛り上がりを見せたのが、名物のグリーン内バンカーが立ちはだかる17番(パー3)だ。最終組の3人がそれぞれ異なる状況に置かれる三人三様のドラマが展開。小平がバンカー越えの難度の高いアプローチに挑み、長野がそのグリーン内バンカーからのショットを余儀なくされた一方で、大西はバーディパットを見事に沈めて5連続バーディを達成した。
この17番のバーディでこの日10アンダーとし、大記録「59」に王手をかけた大西。最終18番(パー4)のアプローチが入れば「59」という局面を迎えたが、惜しくもカップを外れてパー。「60」でのホールアウトとなったものの、驚異的な爆発力で単独首位へ躍り出た。
2打差2位に踏み止まった小平智「明日はガンガン攻めて1番になりたい」

リラックスした雰囲気で3日目を終えた小平(撮影/姉崎正)
2日目まで首位を守っていた小平智は、5バーディ・1ボギーの「66」で回り、通算16アンダーの単独2位で最終日へ向かうこととなった。
前半アウトコースでは3番、4番で連続バーディを奪い、7番で今大会初のボギーを叩くも9番で獲り返して「32」で折り返し。後半も12番(パー3)、16番(パー5)で着実に伸ばしてアンダーパーを重ねた。
「7番以外はボギーを打っていないので、3日間変わらず良いゴルフができている。日に日に自信になっている。首位と2打差だが、打数差的にあまり開きがあると感じていないので、明日はガンガンいって、攻めて最後は1番になれればいいなと思います」と逆転優勝へ強い意欲を示した。
B・ワトソンと同組で「63」を出利葉太一郎が奪取! 長野泰雅とともに3位タイへ

マスターズ2勝のバッバ・ワトソンとラウンドできることを楽しみにしていた出利葉(撮影/姉崎正)
通算13アンダーの3位タイには、出利葉太一郎と長野泰雅の2人が並んだ。
米ツアーのスター、バッバ・ワトソンと同組でアウトコースからスタートした出利葉太一郎は、8バーディ・1ボギーの「63」と爆発。「B・ワトソン選手と一緒に回れることが昨日の夕方に分かってエキサイティングだった。自分のゴルフに自信が持てた。PGAツアーの出場権を掴むためにも今週はしっかり優勝を目指したい」と力を込めた。
同じく3位タイの長野泰雅は、6バーディ・2ボギーの「66」で粘り強くスコアを伸ばした。「ショットは曲がっていたが、パットが入りまくって耐えられた。明日は(18番ホールの特別賞金に)集中して頑張ります!」と笑顔を見せた。
なお、バッバ・ワトソン(米国)は5バーディ・3ボギーの「68」で回り、通算8アンダーの8位タイにつけている。
【3日目 主な上位成績】
- 1位:大西魁斗(-18 / 70・62・60)
- 2位:小平智(-16 / 64・64・66)
- 3位タイ:出利葉太一郎(-13 / 65・69・63)
- 3位タイ:長野泰雅(-13 / 66・65・66)
- 5位:李尚熹(-12 / 66・67・65)
- 6位:下家秀琉(-11 / 66・69・64)
- 7位:河本力(-10 / 68・68・64)
- 8位タイ:B・ワトソン(-8 / 66・68・68)
- 8位タイ:永野竜太郎(-8 / 66・67・69)
- 10位:M・ヘンドリー(-7 / 68・68・67)


