DPワールドツアーの「フェデックス フランスオープン」で優勝したマット・フィッツパトリック。アラブ首長国連邦のアブダビとドバイで開催が予定されている同ツアーのプレーオフ出場に関して明確な懸念を表明した。
画像: フィッツパトリックは26年シーズンはPGAツアーで3勝を挙げ好調をキープ

フィッツパトリックは26年シーズンはPGAツアーで3勝を挙げ好調をキープ

最大の懸念材料にイランを巡る情勢で最近ドバイのホテルがミサイル攻撃を受けたこと、そして第1子が誕生し父親としての新たな責任が生じたことを挙げている。

現在世界ランク4位、今季PGAツアーで3勝を挙げた彼は、昨年のDPワールドツアー最終戦(ツアー選手権)を制覇して連覇がかかっている。しかし母国イギリスで開催されたBMW PGA選手権で記者団を前にこう語った。

「正直なところ、現時点では(出場するのは)あまり気が進みませんね。というより不安のほうが大きい」。8月に子供が生まれたことで「状況が少し変わった」とも述べている。

11月5日開幕のアブダビ選手権(ヤスリンクスGC)と、12日開幕のDPワールドツアー選手権(ジュメイラゴルフエステーツ・アースC)には総額1900万ドル(約29億8300万円)の賞金が懸かっており、年間王者が決まるツアーのクライマックス。現時点では同地で開催される予定だが、ツアー側は状況を注視し当局や渡航の専門家から「アドバイスを受けている」としている。代替開催地としてトルコやスペイン、ポルトガルなどが検討されているが、フィッツパトリックはツアー側の姿勢は「非常に曖昧」と指摘。それでも11月までに状況が改善する可能性について「ある程度期待を寄せています」。

「多くの要素が絡んでいるのは理解します。ただずっと曖昧なままではダメだと思う」といら立つ場面も。情勢が好転しディフェンディングチャンピオンとしてDPワールドツアー選手権に出たい気持ちは山々だ。

ちなみに今季、チーム戦のチューリッヒクラシック・オブ・ニューオーリンズで兄弟優勝を果たした弟のアレックスは目下絶好調。PGAツアーでは8試合でトップ25入り、DPワールドツアーでもポイントランク22位につけてツアーの顔になりつつある。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年10月13日号「バック9」より※一部加筆修正しました


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