
27年に開催されるライダーカップ。米国の主将はジム・フューリックが務める
大会を主催するPGA・オブ・アメリカが9月上旬に新システムを発表。これまで賞金をもとに換算した2年間の累計ポイントで6名を自動選出していたが、27年からはPGAツアーのシーズン中に開催される指定の31大会のみのポイントが採用される。
対象期間は1月21日開幕のシーズン初戦のジ・アメリカン・エキスプレスから8月中旬のBMW選手権まで。前年のメジャー優勝者やザ・プレーヤーズ選手権を含む26年の成績に対するポイントは加味されない。
ジム・フューリック主将によるキャプテンピックはツアー選手権終了後に発表され、人数は自動選出枠6名、キャプテン推薦枠6名で変わらない。
ポイントは獲得賞金額を反映せず、成績と大会のカテゴリーに応じたスライディングスケール(段階的配分)によって決まる。具体的にはメジャー優勝者には3000ポイント、ザ・プレーヤーズ選手権覇者には2850ポイント、シグネチャーイベントとプレーオフシリーズの優勝者には2250ポイントを付与。フルフィールドの大会優勝で1500ポイント、予選を通過した選手には順位に応じたポイントが付与される。しかし主要大会の裏で開催される試合(イスコ選手権など)やフォールシリーズでのポイント加算はない。
変更した大きな理由はシグネチャーイベントと通常の試合の間で賞金の格差が拡大していることが挙げられている。
変更を受けフューリック主将は「公平な評価基準。来年の9月に最強の選手を見極める助けになる」と賛同している。
しかし1シーズン勝負になることでライダーカップ常連のベテラン勢にはやや不利になる可能性もある。
現時点で欧州チームの選考方法に変更はない。来年9月17日アイルランドのアデアマナーで開幕する大会で欧州が勝てば、ルーク・ドナルドはキャプテンとして史上初の3大会連続勝利という偉業を達成することになる。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年10月13日号「バック9」より
