今年で3回目の開催を迎える「バンク・オブ・ユタ選手権」がいよいよ開幕する。本大会を配信するU-NEXTが、丸山茂樹プロとの名コンビでお馴染み・杉ちゃんこと杉澤伸章キャディに見どころを詳しく聞き、「みんなのゴルフダイジェスト」に寄稿してくれた。大会の注目ポイントをおさらいしよう!

2027年シード権を巡るシビアな戦いとトム・ワイスコフの罠

「2024年にマット・マッカーティが初代チャンピオンに輝いて以来、今年で3回目の開催を迎えるバンク・オブ・ユタ選手権。本大会はフェデックスカップフォールの第2戦目にあたり、2027年シーズンに向けたランキング争いにおいて重要な一戦となります。トニー・フィナウ(PGAツアー6勝)やビリー・ホーシェル(PGAツアー8勝)をはじめ、来季の出場資格やシード権確保を目指すベテラン選手たちが勢揃いしています」(杉澤キャディ・以下同)

本大会の舞台となるコースには、どのような特徴があるのだろうか。

「舞台となる『ブラック・デザート・リゾート』は、全英オープン覇者であるトム・ワイスコフが設計を手掛けたコースです。松山英樹選手が優勝した『WMフェニックスオープン』の舞台(TPCスコッツデール)の設計者でもあり、リスクとリワードを巧みに組み込んだ短いパー4、とりわけ1打目でグリーンを狙える『ドライバブルパー4』など、観客を魅了するコース設計が大きな特徴です。
 
さらに、標高が高いロケーションのため空気抵抗が少なく、普段よりもボールが飛びやすいという特性もあります。パー5では2オンを狙えるホールも多いため、飛距離を生かした大胆な攻めが求められるでしょう。一方で、標高による飛距離の変化を性格に把握しなければならず、アイアンの距離感を事前に調整し、弾道測定器を活用しながら対応することが不可欠です。また、ベントグラスの美しいグリーンでの繊細なタッチやライン読みも、スコアを大きく左右する鍵となります」

【動画】24年M・マッカーティ、14番(310Y・P4)ティーショットでピンまで約1mに【PGAツアー公式X】

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地元の19歳アマチュア「ボーウェン・マウス」に大注目!

杉澤キャディが特に注目している、コース攻略に期待のかかる選手とは誰だろうか。

画像: 杉澤キャディが注目する19歳のアマチュア、ボーウェン・マウス(写真は26年全米アマ、USGA提供)

杉澤キャディが注目する19歳のアマチュア、ボーウェン・マウス(写真は26年全米アマ、USGA提供)

「スポンサー推薦(エグゼンプション)で出場する、アリゾナ州立大学2年生のボーウェン・マウスに注目しています。19歳のマウスは、2025年、2026年とユタ州アマチュア選手権を連覇。地元を代表する若手アマとして着実に実績を積み重ねてきました。
 
実は2024年の第1回大会にも出場しており、今回は2年ぶりのPGAツアー挑戦となります。地元ユタの大きな期待を背負い、大学ゴルフ界から再び最高峰の舞台へ挑む19歳。ボーウェン・マウスがどのようなプレーを見せてくれるのか非常に楽しみです」

【動画】2024年当時のボーウェン・マウスのドライバースウィング【PGAツアー公式X】

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プレジデンツカップ組やら日本勢の動きからも目が離せない!

このほかにも、杉澤キャディが期待を寄せるトップ選手たちが揃っている。

「プレジデンツカップに出場したジャクソン・コイブン、クリスティアン・ベズイデンハウト、ニック・テーラーといった実力者たちも参戦します。特に、プレジデンツカップでアメリカチームの大逆転勝利に大きく貢献したジャクソン・コイブンには要注目です。勢いそのままに今大会でどんなゴルフを見せるのか期待が高まります」

雄大な大自然に囲まれたユタ州を舞台に繰り広げられる熱戦。トニー・フィナウ、マックス・ホーマ、金谷拓実、マイケル・ブレナンなど、来週の『ベイカレントクラシック』にも出場予定の選手たちが今大会でどのような仕上がりを見せるのか。ユタでの激闘を事前にチェックしておけば、次週のビッグイベントをより一層楽しめること間違いなしだ。

U-NEXT/窪山京真


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