普段から仲の良いことで知られる3人だけに3ショットの練ランはどの試合でも見られる当たり前の光景なのかと思っていた。しかし実は揃って練習ラウンドするのは「本当に久しぶりなんです」とスピース。
「トーマスは早朝に練習ラウンドが好き。でも僕とリッキー(ファウラー)は家族と一緒に朝食の時間を楽しみたいタイプなので午前中のそれほど早くない時間に回りたい。だからなかなか一緒に回ることがないんです」

いちばん左がジョーダン・スピース、その右隣がリッキー・ファウラー、ピンクのウェアがジャスティン・トーマス。この組に帯同したファンは世界的に見てかなりレアな場面に立ち会えたことに!
つまり横浜カントリーで3人の練習ラウンドに遭遇したファンはかなりレアな体験をしたことになる。
2011年に高校を卒業したトーマスとスピースはデビュー当時「クラス11」と呼ばれ2人の活躍がゴルフ界を席巻したもの。特にスピースの騒がれようはいま話題のジャクソン・コイブンの上をいっていた。ジュニア時代からの親友でライバルはやがて優勝回数とメジャー勝利を競う間柄になった。
ファウラーは5歳年上だがトーマスと同じフロリダのジュピターに住むご近所さん。ライダーカップなどのチーム戦で3人は何度もチームメイトになったこともあり気心の知れた仲間たちだ。
そして3人とも日本贔屓。祖父が日本人でその名前(豊さん)を腕に刻む(タトゥー)ファウラーはもちろん、スピースやトーマスも「日本は大好き」と口を揃える。
ファウラーは来日前に美味しいと評判のレストラン(主に日本食)を予約するなど来日までにさまざまな計画を立てている。しかし「日本語? それはまだまだです。また今度来るときまで勉強します(笑)」。
「日本の文化、親切な人々、清潔な街並み、全部素晴らしいです」とスピース。さらに日本のファンが「本当にゴルフを愛し、特別な思いで観戦してくれているのを感じます。日本のギャラリーの前でプレーするのはとても楽しい!」。

日本勢の活躍はもちろん、彼らの活躍を期待しているファンは多いはず!
いよいよ開幕が迫ってきた。もちろん日本勢を応援したい。だが三銃士の活躍にも注目したい。
写真/岡沢裕行

