今年の「ベイカレントクラシック」の注目点は?
「ベイカレントクラシックは、アジアで唯一開催されるPGAツアーの大会で、フェデックスカップ・フォールの一戦としても重要な位置づけにあります。プレジデンツカップを終えたばかりのトップ選手たちも出場しますし、今年はフェデックスカップランキングのトップ50に入っている選手が20人も出場しています。これだけの選手が集まるフォールシリーズの大会は、なかなかありません。
さらに、この大会は予選落ちがないという特徴もあります。シード権やランキングを争う選手たちにとって、最後まで戦えることは非常に大きいですし、ポイントを積み上げるという意味でも価値の高い大会です。そういう意味でも、選手たちから非常に注目されている大会だと思います」
舞台となる横浜カントリークラブについては?
「横浜カントリークラブは、世界に通ずるコースセッティングができる、日本を代表するゴルフコースです。日本のゴルフコースとして、その魅力を世界に発信していくのにふさわしい舞台だと思います。特に今年は、18番ホールのグリーンを昨年から移動させて、観客がより見やすい環境にするなど、コースにもさまざまな工夫が施されています。PGAツアーと横浜カントリークラブが一体となって、世界に誇れる『ベイカレントクラシック』を作り上げようとしていることが伝わってきます。コースでいうと、11番パー4と14番パー4は難関ホールです。世界トップクラスのPGAツアー選手たちが、この2つのホールをどのように攻略するのかは、ぜひ注目してほしいですね」
本大会の注目選手をズバリ!

杉ちゃん注目はマイケル・ソービヨンセン! 24年PGAツアーユニバーシティランク1位でPGAツアーカードを手にした逸材!
「昨年優勝したザンダー・シャウフェレはもちろん注目です。安定感のある選手が今年はとにかく多いですし、ジャスティン・トーマスやジョーダン・スピースのような人気選手にも注目が集まると思います。その中でも僕が注目しているのは、マイケル・ソービヨンセンです。今シーズンすでに優勝していますし、昨年もこの大会で3位に入っています。このコースとの相性も含めて、彼のプレーには注目したいですね。一方で、日本人選手にも期待しています。昨年4位タイに入った金谷拓実選手のように、日本のコースを知っている選手は地の利を生かして上位に入ってくる可能性があります。
この大会は、日本にルーツを持つ選手や、ベテラン選手の久しぶりの優勝など、毎年ドラマチックなことが起きる大会でもあります。そういう意味では、久常涼選手が日本でPGAツアー初優勝を飾るという展開もありますし、中島啓太選手はこのコースで優勝経験があります(2023年『横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~』)。ジョーダン・スピースも2022年から優勝がありませんから、ここで久しぶりの勝利を挙げる可能性もある。そして、松山英樹選手も歴代チャンピオンですから、この大会にかける思いは強いでしょう。誰が勝つのかというだけではなく、それぞれの選手がどんなストーリーを背負って戦うのか。そこも、この大会の大きな見どころだと思います」
世界トップクラスの選手が集結し、日本を代表する横浜カントリークラブを舞台に繰り広げられる「ベイカレントクラシック by レクサス」。昨年王者のザンダー・シャウフェレをはじめ、松山英樹や久常涼、中島啓太ら日本勢、そしてプレジデンツカップを戦ったスター選手たちまで、見どころは尽きない。
「誰が勝つのか」だけではなく、それぞれの選手がどんなドラマを生み出すのか。そして、日本の舞台で世界トップクラスの選手たちがどんなプレーを見せるのか。今大会から目が離せません。
U-NEXT/窪山京真

