
すが・ふうか/2005年5月生まれ。宮崎県宮崎市出身。2023年プロテスト合格。プロ2年目の昨シーズンにミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントでプロ初優勝を飾る。通算2勝
上がりやすさ&狙いやすさを重視したセッティング
プロ2年目の昨年に初優勝を飾った菅楓華は、トップ10入り16回、メルセデス・ランキング4位と前年の63位から大きくジャンプアップしたシーズンとなった。充実した昨年の勢いは今季も健在、台湾ホンハイレディースゴルフトーナメントで通算2勝目を挙げた。
ドライバーは、スリクソンZXi TRを継続使用している。ヘッド体積が450ccとやや小ぶりなヘッドで操作性に長けたモデルを、ネック調節でロフト9度をプラス0.5度寝かせたチューニングで使う。シャフトは、ディアマナRBの53Sを挿している。

操作性を追求した450ccのやや小ぶりなヘッド。ロフトは9度を0.5度寝かせた9.5度
FWは、最新モデルのスリクソンZXi RKTを早速投入。「前作よりも打った時に球が強く飛んでいたので」と理由を話す。シャフトは、テンセイプロ ブルー 1Kの50S。

球の飛び方が前モデルよりも強かったことでスイッチ。3W以外にもコースセッティング次第で5Wを投入することもある
さらにHBも最新のスリクソンZXi RKTにチェンジした。「グリーンを狙っていくクラブなので、前モデルよりもスピンが入りやすく弾道が高くなったためスイッチしました」。国内屈指の平均バーディ数とバーディ獲得数を誇る菅を支える新たな相棒になっている。シャフトは、テンセイ Kシリーズ HYの70S。

菅のバーディ奪取を支えるZXi RKT HB。よりスピンが入り、上から狙いやすくなった。19度・22度・25度と3本を揃える
アイアンは、6IからPWが前作のZXi5を継続。兄弟モデルには“S15C”という軟らかな軟鉄のZXi7もあるが、「楽に球が上がってやさしく打てる」とやさしさ重視のセレクトをしている。シャフトはN.S.PRO 850GH neoのS。

前モデルのZXi5を継続使用。やさしく打てるという理由で5シリーズを選んだ。7Iで31度とわずかなストロングロフトも特徴
ウェッジは、新モデルのクリーブランドRTZ2を投入。伝統的なティアドロップ型形状で、ロフト別に様々な状況下でスピンが入るよう設計されたミーリングと溝の設計が特徴。
「顔を含めて前作と違和感がなく、このモデルは打感が良くスピンも入るのに、縦距離は今までと変わらなかった」と、菅が好む見た目やフィーリングと見事に一致。構成は46・52・58度の3本態勢。ソールグラインドはあらゆるライに対応しやすいMIDに揃えている。シャフトはN.S.PRO 950GH neoのS。

顔の良さと打感、そしてスピンの入りやすさからスイッチ。46・52・58度の3本態勢。アイアンよりも重めのシャフトを挿している
パターは、オデッセイ トライ・ビーム #2を投入。三角ネックが特徴で打点ブレのミスに強い一本だ。

三角ネックが特徴のオデッセイ トライ・ビーム#2
ボールは弾きの良い打感と初速性能を追求したスリクソンZスターXVを使っている。

スリクソンZスターXVを選んでいる
プロ3年目にしてメルセデス・ランキングでトップ5圏内をキープする菅。3勝目と群雄割拠の国内女子ツアーで年間女王にどこまで迫れるのか注目だ。
菅楓華の最新クラブセッティングの詳細
・1W:スリクソン「ZXi TR」(9+0.5度)・三菱ケミカル「ディアマナ RB」(53S)
・3W:スリクソン「ZXi RKT FW」(15度)・三菱ケミカル「テンセイプロ ブルー 1K」(50S)
・3HB:スリクソン「ZXi RKT HB」(19度)・三菱ケミカル「テンセイ Kシリーズ HY」(70S)
・4HB:スリクソン「ZXi RKT HB」(22度)・三菱ケミカル「テンセイ Kシリーズ HY」(70S)
・5HB:スリクソン「ZXi RKT HB」(25度)・三菱ケミカル「テンセイ Kシリーズ HY」(70S)
・6I~PW:スリクソン「ZXi5」・N.S.プロ「850GH neo」(S)
・GW~SW:クリーブランド「RTZ2」・N.S.プロ「950GH neo」(S)
・PT:オデッセイ「トライビーム #2」
・BALL:スリクソン「Zスター XV」
※スペックは編集部調べ
※プロはクラブを頻繁に替えるため、実際に使用するセッティングと異なる場合があります
※撮影は26年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント
PHOTO/Tadashi Anezaki
※週刊ゴルフダイジェスト2026年10月20日号より






