3年連続年間王者のジョン・ラームのLIVゴルフ離脱が決定。同リーグはさらなる窮地に追い込まれている。
画像: LIVゴルフの離脱が決定したジョン・ラーム

LIVゴルフの離脱が決定したジョン・ラーム

来季以降のリーグ継続を実現するため再建型倒産手続きチャプター11を申請したLIVゴルフだが、第一関門が直近に迫っている。スコット・オニールCEOは投資機関(BCパートナーズ)からの資金投入を実現するため10月25日までに選手登録を確定させなければならないのだ。

だがジョン・ラームは早々に不参加を表明。同郷(スペイン)のデビッド・プージ、DPワールドツアーの「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」で優勝したばかりのエイドリアン・メロンクの離脱も確定的と米メディアは報じた。

パトリック・リードは年始にLIVゴルフを脱退しており、キャメロン・スミスやホアキン・ニーマンは明言こそ避けているが離脱の可能性が高い。

シニアのリチャード・ブランドはLIVゴルフ2.0への参加を表明した数少ない選手。「ほかにプレーする場所がない」というのが残留の理由だ。

LIVゴルフ勢の多くがDPワールドツアーへ移ろうとするなか、同ツアーのガイ・キニングスCEOはその動きにくぎを刺すような発言を行った。

「LIVゴルフの新体制に関与するいかなるゴルファーに対してもDPワールドツアーのメンバー資格取得を認めない。選手は選択を迫られることになる」と明言したのだ。

これまでは、LIVゴルフの選手がDPワールドツアーの出場資格を保持し、罰金や制裁を受けながらも(あるいは異議申し立てにより処分を一時保留にすることで)両ツアーを行き来することが可能だった。

だがツアー側は方針転換。厳罰化の検討を含め「ツアーに残るか、去るか」の二者択一を迫ることになる。例えばDPワールドツアーに参戦中の選手がLIVゴルフにスポット参戦した場合、ツアーはメンバー資格を取り消す措置を取り、さらに「ライダーカップ」の出場資格もなくなる。この影響を受ける選手は15人前後。来年の「ライダーカップ」出場を目指すティレル・ハットンはDPワールドツアーに参戦しなければメンバー入りが不可能なためLIVゴルフ離脱は確実と思われる。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年11月3日号「バック9」より


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