
トランプ大統領
現在、アメリカ大統領が休日を過ごし、各国首脳との打ち解けた会合などに使う場所はメリーランド州にあるキャンプデービッドだ。それに加えて、トランプインターナショナルGCウエストパームビーチの敷地の一部を利用して大統領の宿泊施設(第2のキャンプデービッド)を建設する計画が進められていると『ワシントン・ポスト』紙などが伝えている。すでにその土地はパームビーチ郡からトランプファミリーの会社がリース料を支払って借り受けているのだが、そこに大統領専用の施設を造るというのだ。
ただ、施設自体はトランプ氏の大統領在任中の完成は望めそうもないが「トランプ大統領は大統領職に対する永続的な貢献、彼に続く大統領へのギフトとみなしているように思う」とパームビーチ郡の管理官は語っている。確かにトランプインターナショナル空港から近く、周囲には建物が少ないためセキュリティ面においても好条件がそろっている。この計画が決定した後もマール・ア・ラーゴは会員制クラブのまま維持され、トランプファミリーが経営を続ける計画。そして将来の大統領は自動的に、年間60億円近い売り上げを上げるマール・ア・ラーゴのメンバーになれるという。ここがアメリカ大統領の第2の別荘になれば、セレブたちのなかにはいくらお金を支払ってもメンバーになりたいと思う向きは多いだろう。トランプファミリーのビジネスに永続的に貢献させることが真の目的ではないかという見方が強い。
類いまれな経営者として実績を残してきたトランプ大統領だけに、将来の大統領へのギフトと言われてもやはり裏があるのではないかは誰もが思うところ。ただ11月3日、アメリカにとって最大のイベントである中間選挙が控えている。その結果次第ですべてが変わる可能性もある。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年11月10日号「バック9」より
