
とりい・さくら/2007年1月23日生まれ、兵庫県出身。5歳でゴルフを始め、2024年の日本女子アマで優勝。2025年プロテスト合格のルーキー。JLPGAツアー屈指の飛距離と安定したショット力を武器に、レギュラーツアーでの初優勝を目指す
ドライバー平均飛距離はJLPGAツアー9位の249・32ヤード(2026年10月25日時点)。アマチュア時代から250ヤードを飛ばす大型ルーキーとして名を馳せ、2024年に日本女子アマを制してプロ入りした鳥居さくら。彼女のツアートップレベルの飛距離を支えるのが、ダンロップの最新モデル、スリクソン ZXi RKT(ロケット)ドライバーだ。今モデルは前作以上の高い反発性能と直進性でロケットのような力強い高弾道を生み出すのが特徴。男子プロのようなロフト8度のヘッドにテンセイ プロ オレンジ1K(5S)を組む。このドライバーについて、「ロフト8度にした理由は、スピン量が抑えられて、球が強く飛距離が伸びるためです」と選んだ決め手を語る。

ロフト8度のヘッドにテンセイ プロ オレンジ1Kを挿す。ネック調整はスタンダードのまま。写真を見ると、ヒール側のウェイトには標準の10グラムではなく6グラムが入っている。少し軽めにカスタマイズしているようだ
FWは、スリクソン ZXiの3Wと5Wをバッグイン。高い飛距離性能と寛容性を併せ持ち、あらゆるライから狙える信頼の2本だという。3Wの飛距離は220ヤード、5Wで200ヤードを打つが、今は新しいスリクソン ZXi RKTシリーズのFWをテスト中で、実戦投入に向けた調整を続けている。

最新のRKTシリーズはテスト中とのこと。ドライバーのシャフトはテンセイだが、FWは2本ともベンタスTRブルー
アイアンは、ドライバーと同じように最新モデルのスリクソン ZXi5にスイッチ、6IからPWを入れる。軟鉄鍛造の打感の良さに加え、優れた寛容性と高い打ち出し角が特徴で、「ロフトは標準仕様のままです。高弾道のショットがやさしく打てるのが気に入っています」と本人。今季のパーオン率69.2%、ツアー16位のショットメーカーだ。

「高弾道がやさしく打てる」とニューモデルにスイッチ。シャフトはN.S.プロ950GH neoで、フレックスはR
ウェッジも、今秋に発売されたばかりのクリーブランド RTZ2ウェッジ。ノーメッキタイプ“ツアーラック”の48度、52度、58度を使用。3本ともバウンス角10度、V字形状のMIDソールに揃えている。本人曰く、「打感が軟らかく、スピンがよく入ります」とグリーン周りで信頼を寄せる。6番アイアンから58度のウェッジまで、シャフトをすべてN.S.プロ950GH neoのRフレックスで統一しているのも特徴的だ。

ウェッジは最新の「RTZ2」で統一

3 本ともバウンス10度のMIDソール。メッキ仕上げを施していないツアーラックモデル。シャフトはアイアンと同じ
パターは唯一、契約するダンロップ以外のクラブで、大型マレットの安定感と、構えやすさと操作性を両立させたオデッセイ Aiデュアル ジェイルバード ミニを使用中。豪快なドライバーショットと高精度なショットを繰り出すこの14本で、鳥居さくらはツアー初Vを目指している。

大型マレットの寛容性と程よい操作性を兼ね備えたジェイルバードミニ。Aiデュアルフェースで打点ブレにも強い

ボールはスリクソンZスター◆DIAMOND。「フェースに食い付く打感が好みです。アイアン、アプローチでしっかりスピンが入ってくれます」
鳥居さくらの最新クラブセッティングの詳細
・1W:スリクソン「ZXi RKT」(8度)・テンセイ プロ オレンジ1K 50(S)
・3W:スリクソン「ZXi FW」(15度)・ベンタスTRブルー50(S)
・5W:スリクソン「ZXi FW」(18度)・ベンタスTRブルー50(S)
・U4:スリクソン「ZXi HYBRID」(22度)・スピーダーTR HYBRID 75(S)
・U5:スリクソン「ZXi HYBRID」(25度)・スピーダーTR HYBRID 75(S)
・6I~PW:スリクソン「ZXi5」・N.S.プロ 950GH neo(R)
・AW~LW:クリーブランド「RTZ2」(48度、52度、58度)・N.S.プロ 950GH neo(R)
・PT:オデッセイ「Aiデュアル ジェイルバード ミニ CH」
・BALL:スリクソン「Zスター◆DIAMOND」
※スペックは編集部調べ
※プロはクラブを頻繁に替えるため、実際に使用するセッティングと異なる場合があります
※撮影は26年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント
撮影/姉﨑正
(※週刊ゴルフダイジェスト2026年11月17日号より)

