渋野日向子のコーチが考える、部下や子どもが心を開く「対等な関係」の築き方【打ち方は教えない。】
渋野日向子をサポートし、渋野を“しぶこ”と呼ぶコーチ・青木翔。青木は、選手との信頼関係を築くためには会話の中で自分の失敗談を伝えるなど、選手との距離を縮めるのが大切だと説く。対話以外にもある、選手との距離を縮めるテクニックを自身の著書「打ち方は教えない」から教えてもらおう。
距離を縮めるちょっとしたテクニック
話をする以外にも、ちょっとしたことで距離感を縮めることができます。たとえば食事。選手が試合の時はコーチの僕も同行して、一緒に食事をとることがあります。これは選手と距離を縮める絶好のチャンスです。
僕は気になっている選手がいるとしたら、その子ともう1人、仲のいい子を誘って3人で出かけ...