今年の土用の丑の日は7月29日だが丑の日とは関係なくこの季節になると鰻が食べたくなるのは、やはり日本人だからだろうか。
浅草駅からすぐの「鰻」の名店
どうだい、弥次さん。帰りに一杯!「鰻」でさ・・・。今日はせっかく電車できたんだから、名店の鰻で、軽くやっていかないか・・・。
「いいね~、その企画のったよ!喜多さん。ゴルフの疲れも鰻を食べれば一気に吹っ飛ぶってか」
東武特急スペーシアは終点浅草に到着!そして2人は「駒形橋」のたもとにある、
うなぎ「前川」へ・・・。
元々は酒の肴として供されていたという辛口の江戸前うなぎ。脂の乗ったおいしいうなぎを肴にゴルフ談議に花が咲く!やっぱり日光カンツリー倶楽部は名門だったね、弥次さん。噂には聞いていたけど、風格が違ったよ・・・。
名匠・井上誠一の傑作を回ってオイラ、「戦略性とはなんなのか?」を考えさせられたよ、喜多さん。
「うなぎ坂東太郎」は養殖鰻の最高峰!
日光CCが井上誠一の傑作だとしたら鰻の最高峰は何かご存じか? 弥次さん
今や日本人が元来食してきた「ニホンウナギ」は絶滅危惧種になっちまったもんな。いやいや、天然うなぎがダメでも「養殖もの」があるんだよ。養殖ウナギ、中でも最高峰と呼ばれるのが「うなぎ坂東太郎」というブランドなんだぜ。駒形の「前川」ではこのうなぎを使っているんだけどな、弥次さん
「うなぎ坂東太郎」を開発した忠平株式会社の高安道征社長の話によれば、、
天然モノに近づけるべく、坂東太郎専用のえさを開発するぐらいのこだわり養殖鰻なんだってよ。そして脂がしっかりのった、天然モノに負けない養殖うなぎが完成したんだが「当初は知名度がないため、せっかく養殖しても完売せずに、普通のうなぎとして流通していたこともある」んだとか。今考えれば、何とももったいない話だよ、まったく。
天然モノは「100点」のものもあるかわりに50点、60点のものもある。しかし、坂東太郎の品質はすべてが「75点以上」なんだってよ!しかも、どこでも食べられるシロモノではない。「うなぎ坂東太郎」のよさをしっかり調理できる店にしか卸さないのが高安社長のこだわりらしいんだ。
江戸の辛口うなぎをご賞味ください!
「酒の肴として食されていた江戸のうなぎ。隅田川を見ながら、江戸の風情に思いを馳せて召し上がっていただきたいですね」(「前川」店主・大橋さん)
驚いたね!うなぎ坂東太郎。ふっくらフワフワ、こんな旨い鰻があったとはね。喜多さんよ、日光CCに行って、前川で鰻で一献!この企画、次はいつにするかい?
月刊GD編集長の「書き込み」
今月のウマイの基準!いかがでしたか?ゴルフに来たんだから、昼飯は贅沢に「うなぎ」でも・・・。そんな会話がレストランで(以前は)聞かれたが、ここ数年来の「うなぎの高騰」で、「贅沢」が「我慢」になってしまった気がします。
月刊ゴルフダイジェストでは、毎年といっていいほど「鰻」の企画をやっています。利根川、成田、川越、三島、浦和・・・。それぞれの地に「物語」があり
「鰻」は何度やってもあきないテーマです。「うなぎ坂東太郎」は、利根川の「下りうなぎ」を企画した際に、偶然出合った「養殖うなぎ」。
秋の利根川、産卵のため海に向かう「下りうなぎ」は天然モノの最高峰と「食通の間」では言われるそうだが、その「下りうなぎ」に勝負を挑む「養殖うなぎ」があることを知りました。
食べ比べたい!最高峰対決
天然「下りうなぎ」VS「うなぎ坂東太郎」
食通なら、この対決は自分の舌で・・・。夢の食べ比べ対決を実現できるお店があります
千葉県香取郡にある天然うなぎ「たべた」電話0478-86-0808
天然の「下りうなぎ」は8月下旬から11月下旬まで。※「天然」だけに入荷の有無を要確認!
さあ、今年の丑の日は
どこで鰻を食べますか?
やっぱり三島広小路の「桜家」かな・・・。
ご覧の通り、週末ともなれば開店前からこの行列。午前10時には到着して、店の前に置いてある名簿に記入して開店を待つ!
桜家に行くこの日だけは、ゴルフと抱き合わせ企画にせず!「うなぎ1本勝負!」と決めている。昼から名店の鰻で、ビールをキューっと!こんな贅沢な休日も、たまには・・・。
席に通されたら、「うな重2枚」を注文!
桜屋は松・竹・梅、特上・上・並ではなく
1枚・2枚・3枚で注文。
「2枚」だと写真のように1尾になる。
名水100選「柿田川湧水」を有する
三島でうなぎ。
土用の丑の日は
東海道線に揺られて10時前には「桜家」へ・・・。
おっと、29日は「土曜」じゃくて火曜日か。
ちょっと早い夏休み!もいいかもしれない。