誰もが回れて楽しい100コースを選定するゴルフ場調査隊、第12回は千葉県の「ブリック＆ウッドクラブ」です。開場して１５年あまり、当初はウワサのメンバーシップコースでしたがここ最近は平日ならゲストでも予約が取れるようになりました。
きれいな朝食用のレストラン。ゆったりとした時間が流れる心地よい空間です。早めに到着して、コーヒーでも飲みたいですね。
それが悪夢の一日のプロローグになるとも知らず…( *´艸｀)
スムーズに転がるアプローチ練習場で肩慣らしです。とかくグリーン面が滑らかでないアプローチ練習場が多い中でここはカンペキ！ １日いたらだいぶ上手くなっちゃいそうです。寄せワンのイメージが出来たら、いざスタート！
設計はＤ・ミュアヘッド
このコースの設計は、デズモンド・ミュアヘッド。米国ではミッションヒルズＣＣやミュアフィールドビレッジ（Ｊ・ニクラスと共作）が有名です。国内だとニューセントアンドリュースＧＣジャパンや富士クラシック、オークビレッジなど10コース。ゴルフ界では鬼才と呼ばれ、戦略性に富んだレイアウトを得意とする設計家なのです。
１番ホールは左にゆるくドッグレッグするパー５。「そんなに怖がることはないだろう」と高を括っていた私は朝イチのティショットを引っ掛け左のガケに落とし、このホールは素の１１・・・(+_+)ミュアヘッド関係ねーだろ！という突っ込みを皆から受けつつ朝からかなり凹んだスタートを切りました。続く２番ホール。
写真ではどんなホールかいまいち分かりませんが、左に急角度に曲がるドッグレッグのパー４。フェアウェイ右サイドに打てた私はまずまずでしたが（１番の傷は深い）隊長以下、ミュアヘッドの罠にかかり始めます。
出しま～す・・・
３打目打ちま～す・・・
やっぱＯＢかぁ・・・泣 大叩きを重ねて失意のうちにホール間を移動する我々。その前に、突如・・・どど～～～ん
グリーンオーバー、即、池！「こんなホールが待ち構えているんだぞ・・・イヒヒ(‘Д’)」というメッセージが聞こえてきそうな光景でした。で、その７番ホール。
３６０ヤード、打ち下ろしのパー４。ドライバーを握るかどうか、手に汗握って迷います！ビビりの私はマネジメントを最優先に考え、ＵＴで刻むことに。ドライバーを飛ばした隊長は、池のプレッシャーと戦いながらウェッジショット。
千変万化の景色に苦しみ、楽しむ
こんなホールや・・・
あんなホールや・・・・・・
こげなホールまで！！！
とにかくスペクタクルの連続で、ハラハラドキドキしてるうちに大叩きして帰ってきた感じです(笑)
その晩、私は夢を見ました。「オレ、もうちょっと上手かったはずなのに・・・」（私）「君のいまの実力は、こんなものなのだよ」（ミュアヘッド氏）ガーーーーーン((+_+))
ショットの精度、アプローチの技術、パットの正確性、どれも未熟だと痛感しながらも
前向きに練習に取り組もうと決めたワタクシでした・・・
