日本には約2000のゴルフコースがあるが、「誰もが回れて楽しめる」「100コース」を探し出そうというのが〝ゴルフ場調査隊″の目的です。第11回は「CPGカントリークラブ」。開場は昭和36年。多くの千葉県民ゴルファーたちの成長を見守ってきた、由緒あるパブリックコースでございます。
多くのコースデビューさんたちを見守ってきたであろう、赤松の巨木。こういうのって良いですよね、映画「3丁目の夕日」を見ているような…。
クラブハウスからコースへ出ていく自動ドアの前には、ホットチョコレートが。こういうのもすごく良いです。なんというか、下町在住、気前の良いお姉さんって感じ!
チャキチャキのお姉さんに見送られた後は、さあコースへ。バックティを選ばせていただいて、10番パー5よりスタート!
ティグラウンドには、懇切丁寧なホール説明がてんこ盛り。
攻略法からピンポジション、注意したいエリアなど、まさに手取り足取り書いてあって、初めて来るゴルファーにとって有益な情報を、さらに初心者の方には情報以上に大きな安心感を与えてくれるはずです。
コースはというと、自然の地形が上手く活かされ、広すぎず狭すぎず、ところどころに視覚的な罠や
アンジュレーションが隠されていて、さすがは名匠・安田幸吉設計といったところでしょうか。わたくし前半からズタボロでございます…。
こちら13番大きな打ち下ろしのパー4。「ここでスキーできるよね~」なんて、隊長たちがはしゃいでいます。ちなみにこちら、ティショットを220Y以上飛ばしてしまうとセカンドが打ちにくくなるので、5番アイアンあたりがちょうどいい感じでしょうか。
ホームページにも注目したい。
結構ブラインドのホールが多かったりもするのですが、このお姉さまの良いところは、サイトにもあります。各ホールの紹介ページの中に「私のホール攻略法」や「プレーヤーズコメント」という、お客さんが投稿した記事が貼られていて、狙いどころや思い出などがいっぱい投稿されているんです。
CPGさんのウェブサイト
というように、面倒見の良いお姉さんタイプのCPGカントリーさんですが、何がいいってビジンなこと。まあそりゃあ安田さん設計ですから…。こんなオネーサマが近くにいてくれたら! そんなコースでした。ps 電車ゴルフだったので、クラブを自宅へ送ったのですが、アイアンが傷つかないように、これまでにないほど丁寧に梱包をしてくれていました。こういうのも、グッと来まくりました。