女子プロたちはあんなに軽く振っているのに、男性アマチュアゴルファーより軽々と遠くまで飛ばす。その秘密はどうやら体幹を鍛えることによる“回転力”にあるみたいだ。ここで、今日から皆さんにも簡単にできるトレーニングを教えてもらった。
金田久美子は片足で体を“ひねる”
まずはキンクミちゃんこと金田久美子。彼女がよくやるトレーニングが、「片足ひねり」だ。手を胸の前で組んだ状態で、上半身を回転させながら少し屈伸をする。これをすることで体幹も鍛えられるという。
「大切なのは腹筋を意識しながらやること」という金田。これを左右20回ずつ行うのがオススメだという。立ったままどこでもできるので、回転力を鍛えたいという方にはピッタリのトレーニングだ。
香妻琴乃はクラブを使って「回転」
続いて香妻琴乃。彼女はまずストレッチを大切にするということで、クラブを持ったまま前屈を始めた。そのまままずは左足を軸にして外側へ向かってストレッチ、真ん中に戻って、次は右足を軸にして外側へ向かってストレッチというように、足を軸にしてクラブの幅だけ外側へ向かって体をほぐしていた。
福田真未は全身を使ってひねる!
最後に福田真未。福田はおもむろに片足立ちになって手を大きく左右に広げた。そのまま右手と左足を大きく同時に後ろに動かして同時に前へ。この時バランスを崩してしまわないように注意。
手と足が斜めに交わるようなイメージだとやりやすいかもしれない。
昨年念願の初優勝を手にした松森彩夏は安定感とパワーをつけるために5キロ以上体重を増やしたという話もあるように、華奢に見える女子プロたちも、その体幹は太くしっかりとしたものになるように日頃から鍛えているようだ。
みなさんも、練習場に行くのもいいけれど、まずは自分の体を見直してみてはいかがだろうか?