この名前、一体なんて読むの?
南アフリカ出身の才能あふれるプレーヤー、ルーイ・ウェストハイゼン。2010年にセントアンドリュースGCで行われた全英オープンを制して一躍有名に。そのとき、Louis Oosthuizenをどう発音したらいいのか、英米のメディアやファンの間でちょっとした話題になりました。
面白い動画があります。彼の名前を色んな人に発音してもらっているのですが、初めて見る綴りにみんな困惑・・・で、最終的に本人に発音してもらうと、ウェストハイゼンと言っているような・・・
動画の結末は、彼の名前は読み方が難しいから、●●●というあだ名で呼ぼう!と(笑)
そんなウェストハイゼン(以下ルーイ)に単独取材を敢行!まず、Oosthuizenって、地元の南アフリカでは、どんな意味があるのか聞くと……「私にもわからないです(笑)これはオランダ語の名前なんです」とのこと。
ルーイの国、南アフリカ共和国の公用語は英語とアフリカーンス語。後者はオランダ語から派生した言語で、綴りはオランダ語に似ていても、発音はまったく異なることもあるのだとか。だからオランダ語風に綴った苗字も多く、Oosthuizenさんもそのひとつなんです。
オランダの有名な格闘家、アーネスト・ホースト選手はErnesto Hoost。おっ、なんかちょっと近いような感じ……??
ドライバーのボール位置は左足のかかと線上
単独取材の後半に、ルーイにショットのポイントを教わりました。ドライバーショットのポイント、第一はボール位置だそうです。
「ドライバーを打つとき、ボクは左足のかかと線上にボールをセットします。これは何よりも大事なポイントだと思っています」
ここに注意!
球の位置が右すぎると、上体が突っ込みやすくなります。左に引っ張ってしまうような人は、一度チェックしてみるといいでしょう。
ここに注意!
球の位置が左すぎると、あおり打ちを誘発します。プッシュアウトに悩まされている方などは、もしかしたら球の位置が左すぎるのかも……
胸をしっかり回しましょう!
ボールの位置が決まったら、迷わずスウィング!「手だけでクラブを振らないよう、体、特に胸を意識してスウィングするといい結果になります」
体格で恵まれているとは言い難いルーイですが、大柄な選手にヒケを取らない飛距離を出してくるのは、こんなところを意識していたからなんですね。さあ、皆さんもレッツトライ!
写真/岡沢裕行