せっかくパーオンしたのにロングパットになるといつも3パット。パー4の3オンに限って3パットでダブルボギー(悲)。3パットを減らせば間違いなくスコアアップするはず!
パッティング理論を専門とした「ハロルドスワッシュ」やエイムポイントの公認インストラクターの山田大プロに教えてもらいました。
「ショートパットとロングパットではストロークのテンポが違うんですよ。テンポを意識してストロークすると上げ方やストローク中のフェースの向きなど、細かいところが気にならずに自然とスムーズなストロークになります」
ショートパットは
ケン・ケン・パッ
メトロノームで1分間に95のテンポはケンケンパッと同じテンポ。距離に合わせてテンポを覚えればストロークも安定しますよ。スマホのアプリでメトロノームをインストールして練習グリーンで試してみて下さいね。 「♩=95のテンポ」ですよ
ロングパットは
ワルツのテンポ
ロングパットはインパクトの強さを意識するとストロークが小さくなりがち。ゆったりと大きくワルツのテンポでストロークしましょう。「♩=65」ですよ!
構え方のポイント
背中を丸めて構えよう!
「背中を丸めると体の動きはスムーズになります。体がガチガチだとテンポよくストロークできませんね。フィーリングを活かせるようにリラックスしましょう」
背中を伸ばすと
動きがギクシャク
「一見かっこいいんですが、硬くなり過ぎるのは動きがスムーズになりません」
「背筋を伸ばしていつも同じように振ろうとすると、筋肉が硬くなり過ぎて”パンチ”が入る原因になり距離感があいません」
打ち方のポイント
打ち出しでボールが弾まないように転がす
インパクト後にボールが跳ねたり弾んだりしてしまう打ち方はNGです。少しロフトを立てて順回転でスムーズに転がりタッチが合わせやすくなりますよ。
体幹を使って
ストロークしよう
2㎏程度のウェートを持って素振りしてみましょう。腕と上半身が一体となる感覚が身に付きます。お腹やももにハリを感じていれば正しく振れている証拠です。
6月のベントグリーンは上半期のベストシーズンですよ! 3パットをなくしてスコアアップしましょうね。