人間の体の動きは「4タイプ」に分けられる

みなさん、「4スタンス理論」ってご存知ですか?スポーツトレーナーの廣戸聡一氏が提唱する独自の理論で、すべての人間の体の動きは4タイプに分かれるというものなんです。なんと日本オリンピック委員会の強化スタッフに廣戸さんは名を連ねており、五輪選手の強化育成のためにも採用されている理論なのです!

JGTOの強化合宿にも招聘されたようですね。

この理論を取り入れて成功したツアープロといえば、そう、横田真一プロです。

画像: 人間の体の動きは「4タイプ」に分けられる

廣戸氏の4スタンス理論に出合い、衝撃を受けたという横田プロ。それは、今まで築き上げてきた自身のゴルフ観を揺るがすほどの出来事でした。

タイガーみたいに”振らなくて”いいんだ

「4スタンス理論を知る前は、どうやったらタイガーのように振れるのか、そればっかりを考えていたんです。世界で一番強いゴルファーのスウィングを研究するのは当然ですよね。でも、どうやっても、ある部分からはタイガーにはなれない。タイガーの体の動きができない。ひどく落ち込んでいました。

あるとき4スタンス理論の話を聞く機会があり、タイガーと僕では体の使い方が異なることを学んだのです。体の使い方が違えばスウィングが違うのは当然。逆に言えば、タイガーのように振らなくていい、と吹っ切れたんです

4スタンス理論では、体の動きをA1、A2、B1、B2の4タイプに分類します。タイガーはA2で僕はB1、体の使い方が違うんです。今の選手で言えば、ジェイソン・デイ、ダスティン・ジョンソン、ローリー・マキロイはすべて異なるタイプです。体の動かし方、使い方が違うので、スウィングにも違いが現れる。

画像: 小さなスウィングにも、4タイプの特性は現れる

小さなスウィングにも、4タイプの特性は現れる

僕は僕のスウィングを磨けばいい

タイプの違いが分かったので、タイガーを目指すのはやめ、B1タイプの自分のスウィングを研究しました。ゴルフでは、Aタイプのスウィングはきれいで教科書的、Bタイプは非教科書的というか、個性的な動きに見えることが多いんです。

というのも、ベン・ホーガンやタイガーら、強かった選手にAタイプが多かったんですね。そうすると、Aタイプの理論が「正しい」ということになって、少し前までAタイプがゴルフ理論を支配していました(笑)

その理論ををいくら実践しても、Bタイプの人には効果がありません。そもそも、グリップの仕方から違うんですから、当たり前ですよね。

ゴルフのレッスン書には「グリップは指先、フィンガーで握りなさい」と書いてあります。でもこれはAタイプの握り方。Bタイプは指先で握ってしまうとパフォーマンスが発揮できなくなってしまうんです」

指先で握りなさい、両脇は締めなさい、スウィング中に両ひざを動かさないように……など、スウィングの定石とされているポイントがしっくり来ないあなた!生まれ持ってのスウィングがあるんです。

詳しくは『あ・うんのゴルフ』に掲載されています!

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