股関節が硬い人や、腹筋が弱い人も要注意!
ゴルフの際に、腰と並んで痛める人が多い部位が背中。とくに左の背中を痛めるゴルファーが多いですよね。日常生活の姿勢なども深い関係があるとのこと。早速、背中のケガを防ぐ方法を教わりました!
教えてくれた人
背中を痛める原因は、インパクトの衝撃やフォローでクラブを引き上げる時にかかる負荷にあります。部位としては、背骨の脇を縦に走っている「脊柱起立筋」や肩甲骨の内側にある「菱形筋」の左側を痛める場合が多いようです。
こういった負荷がケガにつながりやすいのは、普段の疲れなどからこれらの筋肉が硬くなり、肩甲骨の動きが悪くなっている場合です。とくに普段猫背の人は、背中の筋肉が常に左右に引っ張られている状態なので、注意が必要です。
注意1
猫背はスムーズに動かない
猫背は、背中の筋肉が左右に引っ張られて負荷がかかるため、肩甲骨の動きが悪くなりやすいです。
注意2
インパクトの衝撃とフォローで痛めやすい
背中を痛めるのは、インパクトの衝撃やそこからフォローにかけてクラブを引き上げる動き。とくに左側を痛めやすいです。
股関節が硬い人も、下半身の動きを背中の筋肉を伸ばすことで補っているため、背中に大きな負担がかかりやすくなっています。
また、自然な状態では、背筋6割、腹筋4割くらいで体を支えるのが理想です。腹筋が弱いと背中が頼りがちになり、やはり背中を痛めやすくなります。
前編では、肩甲骨の動きをスムーズにする背中のストレッチをご紹介します。
ストレッチ1
菱形筋の動きをスムーズにする
手のひらを外に向け、腕を肩の高さで前に突き出した状態から、腕を外旋させながり引きつけましょう。
ストレッチ2
肩甲骨の可動域を広げる
両手を頭の後ろで組んだまま右ひじを下げていき、元の状態に戻したら次は左ひじを下げます。上体が左右に傾かないように注意しながら行いましょう。
なるほど、猫背はゴルファーにとって強敵なんですね!このストレッチで猫背とオサラバだ!