股関節が硬い人や、腹筋が弱い人も要注意!

ゴルフの際に、腰と並んで痛める人が多い部位が背中。とくに左の背中を痛めるゴルファーが多いですよね。日常生活の姿勢なども深い関係があるとのこと。早速、背中のケガを防ぐ方法を教わりました!

教えてくれた人

画像: 石渡俊彦プロ。プロゴルファーにしてプロトレーナー。ゴルフダイジェスト社「2004年レッスン・オブ・ザ・イヤー」受賞

石渡俊彦プロ。プロゴルファーにしてプロトレーナー。ゴルフダイジェスト社「2004年レッスン・オブ・ザ・イヤー」受賞

背中を痛める原因は、インパクトの衝撃やフォローでクラブを引き上げる時にかかる負荷にあります。部位としては、背骨の脇を縦に走っている「脊柱起立筋」や肩甲骨の内側にある「菱形筋」の左側を痛める場合が多いようです。

こういった負荷がケガにつながりやすいのは、普段の疲れなどからこれらの筋肉が硬くなり、肩甲骨の動きが悪くなっている場合です。とくに普段猫背の人は、背中の筋肉が常に左右に引っ張られている状態なので、注意が必要です。

注意1
猫背はスムーズに動かない

猫背は、背中の筋肉が左右に引っ張られて負荷がかかるため、肩甲骨の動きが悪くなりやすいです。

注意2
インパクトの衝撃とフォローで痛めやすい

背中を痛めるのは、インパクトの衝撃やそこからフォローにかけてクラブを引き上げる動き。とくに左側を痛めやすいです。

股関節が硬い人も、下半身の動きを背中の筋肉を伸ばすことで補っているため、背中に大きな負担がかかりやすくなっています。

また、自然な状態では、背筋6割、腹筋4割くらいで体を支えるのが理想です。腹筋が弱いと背中が頼りがちになり、やはり背中を痛めやすくなります。

前編では、肩甲骨の動きをスムーズにする背中のストレッチをご紹介します。

ストレッチ1
菱形筋の動きをスムーズにする

手のひらを外に向け、腕を肩の高さで前に突き出した状態から、腕を外旋させながり引きつけましょう。

ストレッチ2
肩甲骨の可動域を広げる

両手を頭の後ろで組んだまま右ひじを下げていき、元の状態に戻したら次は左ひじを下げます。上体が左右に傾かないように注意しながら行いましょう。

なるほど、猫背はゴルファーにとって強敵なんですね!このストレッチで猫背とオサラバだ!

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