ナイスバーディ! 傾斜を読んで絶妙なパットが決まった。でもちょっと待って。カップインの後にボールを拾うとき、カップの周りを踏んでいないだろうか?

50組×4人は200人が踏んでいます

たとえば、週末のあるコースではその日200人の来場者があった。その全員がホールアウトするにはカップの周りを踏んでボールを拾うことになる。もちろん、プライベートなラウンドやマッチプレーを楽しむ場合ではOKもあるが……。

カップの周りの芝は200人に踏まれているので、かなり傷む。そのためにコースでは毎日カップを切りなおしているのだが、今回のお話しはどこに足をついているのかだ。

カップに近い場所に足をつくと、芝が傷むだけでなく”カップ周りの踏んだ場所が少しへこんで”カップだけが高い位置に残される。

そうすると、カップ際は上り傾斜となるので、ショートしたりカップをよけるようにボールが曲がったりということが起きる。皆さんも経験がないだろうか?

画像: 50組×4人は200人が踏んでいます

少し離れた場所に足をつこう

カップ周りの傷みを最小限におさえることはラウンド中のマナーとして、ぜひ実行してみてほしい。ほんの少しカップから離れた所に足をついてボールを拾う。それだけだ。

後続組のパッティングクオリティに少しだけ気配りをするのもゴルファーのマナーと言えるのではないだろうか。

画像: 少し離れた場所に足をつこう

後半のハーフのショートパットは入りにくい

後半のハーフの特に上がり3ホールなどは、既にかなりの人数がカップ周りを踏んでいるはずなので、カップ周りが少しへこんでカップインしにくくなっている。ショートパットが残ったらカップを内側を狙って少し強めに打つのがポイントだ。

画像: 後半のハーフのショートパットは入りにくい

ルールだけでなくマナーも守って、ラウンドの日は一日中気持ち良くゴルフをしよう。

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