テーラーメイドから10月7日に発売されるグローレF2のメディア試打会に参加したので、今回はドライバーに注目して担当N村がレポートしますね。
見た目はグローレFとうり二つ
まずは見た目から。グローレFと見比べてもほとんど違いが分からないほどよく似ている「グローレF2」ですが、若干投影面積が広く見えるような工夫がされていて、安心感は増しています。
構えてみるとスクェアに構えやすいストレートフェース
もともとテーラーメイドのウッドは”ポン”と置いただけでスクエアに構えやすいと評価も高かったが、つかまりを重視するドライバーに関してはフックフェースにすることも必要に応じて採用されてきた。
ところが「グローレF2」では前作よりもさらにストレートフェースでスクェアに構えやすくなっていました。
つかまったドローが打てる
見た目をストレートににするとつかまりが悪くなるのは仕方ない。上級者ならスウィングでつかまえることができるから、フックフェースだと左への怖さが出てきてしまうもの。でも我々にはストレートフェースだとつかまりが悪くなってしまう。
重心アングルを大きくして、フェースが返りやすくなった
ストレートフェースでもつかまりを確保するために、重心アングルを大きくした。重心アングルを大きくするとスクェアまでのフェースの返る距離が短くなるため、つかまりがよくなる傾向になります。
細かいことを言うと、ヘッドの素材を一新することで、周辺に重量を分散させることができて重心アングルを稼げる位置にウェートを設定してあるんだとか。
打ってみてたところ、少しすっぽ抜けたかなという感触でもコース内に収まっている印象でしたね。かといってストレートフェースのせいか、球のつかまり過ぎで左に引っかけるようなことはなかったです。
左がグローレF、右がグローレF2
スウィートエリア20%拡大の効果
ソール部分のスピードポケットが拡大したせいもあって、スィートエリアが20%も広くなったという。実際に打ってみて感じたのは、多少のミスヒットでは打感や感触がほとんど変わらない。スウィートエリアが狭いドライバーでは、芯を外すと手に伝わる嫌な感覚が残るもの。「グローレF2」では打った打感からもスィートエリア拡大の効果を感じることができた。
スウィートエリアの拡大の恩恵は、我々にはかなり嬉しい進化ですね。プロのようにいつも芯で当てられるワケでもないので、ミスヒットのときのボールの曲がり幅や、飛距離のロスを最小限に抑えてくれるから安心して振れるます。
ロフト設定は9度・10度から9.5度・10.5度に
同じテーラーメイドのM1やM2の9.5度から「グローレF2」へ移行する際にも、ロフトで迷うことはなくなりそう。ネックのロフト調整機能も前作までの1.5度から2度に拡大した。
いかがでしたか? 皆さんもぜひ試打してみて下さいね。
次回はアイアン編をお届けします。