アプローチはよく「ボールを放り投げる感覚」と言われます。でも実際にクラブを握ると、その感覚ではなかなか寄せられないのが、現状です……。この問題を深堀圭一郎プロが解決。

深堀圭一郎プロ
48歳を超えた今でも第一線で戦い続ける。レッスン上手としても知られる

「お答えしましょう。確かにゴミ箱にゴミを入れるときの距離感というのは、誰もが持っていますよね。無意識で『大体このぐらいの距離』と思って投げるわけですから。その感覚って実はウェッジを持ってポーンと無心で打つ感覚と同じなんです」(深堀プロ)

では、その感覚をアプローチに生かす方法は?

「まずはその自分の“無心の距離”が何ヤードなのかをチェックする必要があります。そこから距離を足し引きしていくのがアプローチ上達への近道なんですよ」(深堀プロ)

そこで今回は深堀プロに「距離感の出し方」をレッスンしてもらった。

距離感は「無心のSW」を基準に考える

まずは基準となる距離をチェック

「クラブはSW(サンドウェッジ)を使います。何気なくクラブの重みでポーンと振ると、自然と振り幅は「胸から胸」でクラブが収まります。ポイントは短いクラブでも足はしっかりと動かすということ」深堀プロの場合、このショットで距離は50ヤード。これを基準に距離を足し引きする。

40ヤードの場合

振り幅を「腰から腰」に落とす

「40ヤードは基準の50ヤードから10ヤードを引いた距離。振るスピード感は、50ヤードのときのままで、振り幅を「腰から腰」に落とすだけです。スピード感を落として、緩んでしまうことが一番いけません」

60ヤードの場合

トップが少し高くなる

「60ヤードは、基準の50ヤードに10ヤードを足した距離。50ヤードが「胸から胸」なら、60ヤードはそこから肩の高さまで振り幅を大きくします。引く場合と同様に、スピード感は50ヤードのときと同じです」

70ヤードの場合

フォローが少し大きくなる

「70ヤードは基準の50ヤードから20ヤードを足した距離。60ヤードと同じ「肩から肩」の振り幅でスピード感を少し上げます。気をつけるのは、手先ではなく体の回転で速度を上げるということ。自然とフォローが大きくなります」

「ボール投げ練習」で距離の引き出しを増やそう

深堀プロがよくやるアプローチ練習法が「ボール投げ」。目標に向かって手でゴルフボールを投げ、距離感を養うことができる。転がしたり、上げたり弾道をイメージしながら投げることが大切だ。

今回深堀プロがレッスンしてくれた「距離感の出し方」。最も大事なのは、「基準となるショットを一定にする」ということ。基準となるショットがバラバラでは、そこから足し引きしてもアプローチ上手には遠い道のり。皆さんもぜひ、“自分のベース”の距離を作り、距離感を磨いてみてはいかがだろうか。

HONMA

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