「全力試打!ギア王」では、毎回話題の新製品やツアーを沸かせたギアなどを徹底試打している企画だ。今回のギア王は、テーラーメイドから発表された新グローレシリーズ「グローレF2ドライバー」と「グローレF2 アイアン」の2本を打ってみた。シニアツアーや国内女子ツアーを席巻しているクラブだけにその“進化”具合が気になるところだ。

やさしく飛ばせるクラブの代名詞テーラーメイドの「グローレF」

「グローレ F」といえば、多くの女子プロやシニアプロから支持され「やさしく飛ばせる」クラブとして、アマチュアの間でも大人気となったシリーズ。その2代目「グローレ F2」には、どんな改良が加えられたのか、打つ前から期待が高まるが......。その性能は一体どうなのだろう?

画像: 左「グローレF2 ドライバー」●ロフト 9.5度 ●シャフト 純正GL6600(S)、右「グローレF2 アイアン」●ロフト 31度(7番)●シャフト N.S.PRO 930GH(S)

左「グローレF2 ドライバー」●ロフト 9.5度 ●シャフト 純正GL6600(S)、右「グローレF2 アイアン」●ロフト 31度(7番)●シャフト N.S.PRO 930GH(S)

より“やさしく”、しかも“狙える” グローレF2 ドライバー

前作の「グローレF ドライバー」が人気となった要因は何といっても、その“やさしさ”。近年稀にみる「名器」と呼ぶに相応しいドライバーであった。2015年のシニアツアーでは18戦中、「グローレF」を使っていたプロが12勝も挙げたというから驚きだ。

白くて大きなヘッドはやはり安心感がある。ややフックフェースだった前作「F」に比べて、この「F2」はストレートな見た目だ。いかにも「つかまる」という顔が苦手な人にとっては、うれしい変化だろう。これならターゲット方向に対してスクェアに構えやすいし、狙いやすい。メーカーによると、重心アングルを大きくしたことで、ストレートな見た目でも、つかまりやすさは向上したとのことだ。

画像: 安心感のある大きなヘッドは健在

安心感のある大きなヘッドは健在

そして若干ではあるが、「F」に比べてシャローな印象を受ける。球を上げやすそうな偏平な形状だが、ボテッした感じはせず、精悍な顔つきだ。打ってみると弾き感がすごく、インパクトした瞬間に球が飛び出す感じで、球離れが非常に早い。強い球でどんどん前に飛んでいく感じだ。

そして多少芯を外しても、飛距離の落ち込みが少ない。「ミスした」という感じが手に伝わってこないというと理解していただけるだろうか。前モデルよりもスウィートエリアが20パーセントも広がったため、ミスがミスにならないクラブへと進化した。

画像: 前モデルよりも20パーセントスウィートエリアが広がった「グローレF2」。さらに“やさしさ”を追求している

前モデルよりも20パーセントスウィートエリアが広がった「グローレF2」。さらに“やさしさ”を追求している

このクラブの特徴は何といっても、ソールに深々と刻まれた“ミゾ”だろう。「スピードポケット」と呼ばれるこのミゾの効果により、インパクトしたときの初速が上がり、飛距離が伸びる。そしてスウィートエリアも広くなるのだ。

そして、確かにつかまるモデルではあるのだが、「つかまりすぎる」ということがない。すなわち「引っかけ」が出ないということだ。もちろん右にすっぽ抜けるというもなく、ストレートからややドローで飛んでいってくれる。

このモデルは、ボディ、フェースの素材が変わり、「F」よりも軽くなっている。それによって、やさしさはそのままに心地よく振れ、叩きにいけるドライバーへと進化した。もちろん前作「F」も素晴らしいドライバーだったが、今回の「F2」は、よりやさしくなって、そして「狙える」。アドレスでスクェアに構えやすくなったこと、そして叩いても左に引っかけることがなくなったからこそ狙っていける。クラブに全てを任せるのではなく、自分の思い通りに飛ばしていけるドライバーだ。

画像: 前モデルよりも軽量化したことで、自然と使用者のヘッドスピードが上がり飛距離を伸ばしてくれる

前モデルよりも軽量化したことで、自然と使用者のヘッドスピードが上がり飛距離を伸ばしてくれる

また、ロフト角が前作「F」は9、10度という刻み方だったのに対して、「F2」は9.5、10.5度になった。これはテーラーメイドの「M1」、「M2」と同じ。すなわち、アスリートモデルを使っていた人でもスムーズに移行できるようになったということだ。この「F2ドライバー」は“ただやさしいクラブ”ではないから、これまで使ったことがない人にも一度試してほしい。

シンプルでカッコイイ見た目。だけどやっぱりやさしい! 「グローレF2 アイアン」

続いては「F2アイアン」。7番アイアンでロフトが31度と数字から見ても分るように、飛距離を重視したアイアンであることは間違いなさそうだ。構えたときの顔は、若干大きいものの、いわゆる正統派で、ぶっ飛び系アイアンの見た目ではない。ややグースが入ったネック形状ではあるが、構えたときに気にならないし、ターゲット方向に合わせやすい。トップラインが厚めで、面長だから安心感もある。

画像: ややグース気味のネックだが、アドレスした時に違和感はない

ややグース気味のネックだが、アドレスした時に違和感はない

今作の「グローレF2 アイアン」のボディは軟鉄鋳造で、フェースは鍛造になっている。打ってみると、ドライバー同様に弾き感が素晴らしく、ボールが勢いよく打ち出されて行く。ヒットした瞬間に「ポンッ」と球が上がる感じだ。喰いつくような打感が好みの人には向かないが、飛距離性能は文句なし。そして、フェース下部をL字にしたことで、フェース全体の反発力がこれまでよりも高まった。特にフェースの下目にヒットしたときでも、しっかり球は上がるし、強弾道で飛んでいってくれる。

画像: フェース下部にヒットしても球は上がってくれ飛ばすことができる

フェース下部にヒットしても球は上がってくれ飛ばすことができる

このアイアンもドライバーと同じくソール部に「スピードポケット」と呼ばれるミゾがある。これによりに「強い弾き感」と「ミスの寛容性」を高めているのだ。

また、若干ストロングロフトであるために球の高さが不安だったが、打ってみるとロフト以上に上がってくれる。もちろんソールの抜けも申し分ない。ここまでシャープなソール形状と31度という若干立ち気味のロフト角で、簡単に球が上がるアイアンも珍しいだろう。

画像: ソールも広くやさしくスウィングすることができる

ソールも広くやさしくスウィングすることができる

そして、このアイアンで最も印象的なのは、バックフェースのデザインだ。やさしいクラブというと、どうしても見た目が複雑になりがちだが、「グローレF2 アイアン」の見た目はシンプルでカッコイイ。アイアンに飛距離を求める人、やさしさを求める人はもちろん、見た目のカッコよさを重視する人には特にオススメしたいクラブだ。

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画像: 全力試打!ギア王 テーラーメイド 「グローレF2シリーズ 」 youtu.be

全力試打!ギア王 テーラーメイド 「グローレF2シリーズ 」

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