2016年の男子ツアー賞金王となった池田勇太。獲得賞金は2億790万1567円で、2013年の賞金王・松山英樹以来の獲得賞金2億円の大台に乗った。池田の「2億円超え」実はかなりの快挙なんです!
過去に「賞金2億円超え」は何人が達成しているでしょうか?
男子ツアーの歴史を振り返ってみても、獲得賞金が2億円を超えたことは過去5度しかない。初めて達成したのは、1994年に2億1546万8,000円を稼いだ“ジャンボ”尾崎将司。ジャンボは1996年にも2億964万6,746円で賞金王を獲得。二度、2億円超えを達成した唯一の選手だ。
このジャンボの偉業以降、2億円超えを達成したゴルファーは、わずか「3人」しかいない。
2000年代に2億円を超えたのは2001年の伊澤利光ただ一人。この年、伊澤はツアー史上最高の2億1793万4,583円獲得。この記録は未だに破られていない。
記憶に新しいのが2013年の松山英樹。このときの獲得賞金は2億107万6,781円だった。
そして2016シーズン、池田勇太は2億790万1567円を獲得。日本ツアーの歴史で池田の前には3人しかいなかった「2億円プレーヤー」の仲間入りを果たした。
ちなみに、男子ツアーのみならず女子ツアーにまで目を向けると、過去に日本国内でもっとも賞金を稼いだのは、2015年のイ・ボミ。この年7勝を挙げ、獲得賞金は2億3049万7,057円!
男女を問わず、ボミの記録を抜く「スーパー賞金王」が現れる日を楽しみに待ちたい。