シーズン後半から、新顔「7番ウッド」を投入
すべてキャロウェイで統一された上田桃子の14本の仲間たち
長年ひとつのモデルを使い続けることでも有名な上田が、2016年のシーズン後半から7番ウッドを投入した。本人いわく「打感とボール初速が自分のイメージと合ったので、すぐに試合で使った」そうで、新しい武器としてさっそく信頼を寄せている。
最近はショートウッドではなくユーティリティを使う選手が多いが、彼女の考えはこうだ。
「UTを使わないわけではありません。ただ7Wは195~200ヤードの距離をカバーするクラブとして、4UTと使い分けをしています。4UTは強い球が打てるけれどグリーンで止まりにくい。一方の7Wは止まる球が打てるので、コースセッティングに応じて替えるようにしているのです」とのこと。

2016年の女子オープンから投入した
7番ウッド「キャロウェイ XR16」
また、ウエッジも長年「Xウェッジ」を使用していたが、2017シーズンは新しいマックダディウェッジを使う予定でいると言う。その理由は、「新しいマックダディはフェースがやや大きめで、自分の思ったスピン量で飛ぶんです。2017年のツアーは新しいほうで戦うことになると思います」と語ってくれた。

スピンコントロールがしやすいので、長年愛用中
「キャロウェイXウェッジ」(50度・54度・60度)
中学2年から使い続けているパター
「オデッセイ トライホット#3」
他にもアイアンは2008年から使い続けるモデルであるなど、気に入ったクラブはずっと使うという上田。新兵器の投入で、2017シーズンのゴルフがどう変化するのか、期待したい。
上田桃子(うえだ・ももこ)
2014年に国内ツアーに復帰。2016年の復活優勝が期待されたヨネックスレディスでは惜しくもプレーオフに敗れるも、自慢の鋭いショットと勝負強さは変わらず健在。161cm・54kg
詳しいスペックは、週刊ゴルフダイジェスト 12/27・1/3号「pro's spec」をチェック!