本日2016年12月22日は、池田勇太31回目の誕生日。今季はプロ9年目にして初の賞金王になった彼のプロ人生を振り返ってみよう。

デビューしてすぐにシードを獲得。2、3年目は2年連続最多勝

2007年にプロテストに合格した池田勇太は、翌2008年にデビューすると賞金ランク52位となり、シード権を獲得。翌2009年には「日本プロ」でツアー初勝利をメジャーで飾り、この年は4勝を挙げ、賞金ランク2位を記録した。実力だけでなく、ジャンボ尾崎を意識した服装も注目を浴びた。

画像: 2009年「日本プロ」では、2位に7打差をつける圧勝だった

2009年「日本プロ」では、2位に7打差をつける圧勝だった

翌2010年も4勝し、2年連続で最多勝をマーク。初出場となった「マスターズ」で29位と健闘した。

史上6人目‼ 20代で「日本プロ」「日本オープン」両メジャー大会を制覇

2014年「日本オープン」では、自身2度目のメジャータイトルを獲得。20代で「日本プロ」、「日本オープン」の両タイトルを獲得するのは、史上6人目、尊敬するジャンボ尾崎以来40年ぶりの快挙となった。

画像: 2014年「日本オープン」で自身2度目、2009年の「日本プロ」以来のメジャー勝利を決めた

2014年「日本オープン」で自身2度目、2009年の「日本プロ」以来のメジャー勝利を決めた

2016年悲願の賞金王

使用クラブを一新して臨んだ2016シーズンは、4月の「パナソニックオープン」で勝利すると、好調をキープし続け、10月の「HONMA TOURWORLD CUP」で節目のツアー通算15勝目を飾った。

11月の「カシオワールドオープン」でシーズン3勝目を飾り賞金王へ大きく前進すると、最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」では2位でフィニッシュし、悲願の初賞金王を獲得した。

画像: 2016年「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で」は2位となり、優勝で賞金王を決められなかったことを悔やんだ

2016年「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で」は2位となり、優勝で賞金王を決められなかったことを悔やんだ

賞金王を獲った「変則スウィング」

プロの中でも変則的ともいわれる池田のスウィングは、一見独特だが、インパクトゾーンでヘッドが低く長く動くので、正確性が非常に高い。

現在世界ランクは34位で、自身6年ぶり3度目となる来年の「マスターズ」出場はほぼ確実。同大会では自己最高位を更新するだけでなく、優勝争いにも絡むような活躍を期待したい。

This article is a sponsored article by
''.